<例会山行報告>
−−−2006年03月−−− ・北八ヶ岳:縞枯山
<例会報告>
北八ヶ岳 ・縞枯山
3月18〜19日曇りのち晴れのち雪
 参加者:山本(CL)・岡(SL)・堀部(会計)・本田(救急)・浅場(記録):計5名
コースタイム
 3/18和邇駅7:30〜ロープウェー乗り場13:20〜頂上駅発14:20〜出会いの辻15:36〜ヒュッテ着16:20 泊
  /19 ヒュッテ発8:05〜中木場9:05〜茶臼山10:07〜縞枯山11:00〜駐車場12:22〜温泉13:30〜和邇20:30 

 18日 7:30出発,中央道を通り、諏訪SAで昼食。諏訪湖が見え前方に八ヶ岳の  山並みの見えるレストランです。
ピタラスロープウエイで一気に2233メートルまで登る。いざ出発、程なく縞枯山荘が見えてくる。地図を見て道を間違えていることに気付き、山上駅まで戻り再度出発。平坦な樹林の中を歩く、たくさんの踏み跡を通り程なく五辻に着く。休憩所の屋根の上には2メートル近くの雪が積もっていた。しばらく行くと展望台があり、曇っているが綺麗に下界が見えた。樹林の中の白いトレースされた道を歩くのが気持ちよかった。程なく出逢いの辻に着く。雪がちらちらしはじめたのでカッパを着て、オトギリ平ではワカンをつける。ゆるい登り道を道しるべの旗をたよりに大石峠へ、峠を下りはじめしばらくすると麦草ヒュッテの赤い屋根が見えてきた。予定通り4時過ぎに到着。夜、個室でゆっくりと皆でトランプをしてあそんだ。

 19日 朝8時、曇り空の中、出発。
大石峠の分岐では、昨日通った道は新雪に覆われ、道しるべの旗だけが寂しくたっていた。ゆるやかな登り、先行の人たちの足跡を追いながら中小場へ。雲の合間に茶臼山が見え、青空の見える樹氷をバックに写真を撮ってもらった。そこからの登り、皆から遅れながらもやっと茶臼山に到着。先行の人が展望台に行ったが何も見えかったとの事、鞍部まで下り、もう一度縞枯山に登る自信がなかった私は、分岐で五辻に降りよかと思っていたら、もう少しだからと励まされ、縞枯現象の樹林帯を登った。途中、新雪の上に堀部さんが下向きに倒れ、人形を作り、岡さんは上向き倒れ人形を作り、それに落書きをして新雪を楽しみながら登った。木に垂れ下がったツララやえびのしっぽを食べながらやっと縞枯山の頂上に着く。標柱は雪に埋もれて見えない。

 そこから急降下、雨池峠にでる。逆コースをとらなくてよかったねと話し合うほど急坂だった。縞枯山荘を通り山頂駅にたどり着いた。そこでお昼たべた。帰り、諏訪SAでもう一度八ヶ岳の山並みを眺め、ホテル親湯で温泉に入り、雪の降る露天風呂に入り、8:30和邇到着。
美しい雪景色ありがとう。皆に遅れて着いていったのに、文句も言われずありがとうございました。
最後になりましたが、往復運転してくださった山本さんありがとうございました。

八ヶ岳を望む


麦草ヒュッテ前にて


樹氷をバックに(中木場)
<一口感想>                   やまもと
 去年は、天狗岳に登り再び北八に挑戦した。やはり冬の真っ只中でした。
充分な積雪と綺麗な樹氷に出会えて、最後の雪山を楽しめました。隣の阿弥陀岳での遭難死のニュースに接したときは、心が痛みました。同じ日に南と北の八ヶ岳に登っていて・・・・                
<一口感想>                    ほりべ

 麦草ヒュッテより朝8時に出発、天気予報に反してまずまずの天気で一面の銀世界、こんな景色にあこがれて参加しました。大石峠をこえ急登の茶臼山を目指します。
木々の間からうす日が差し込み、ところどころ青空がのぞきます。登ってきた山々を振り返ると「う〜ん 素晴らし〜い 美し〜い...来て良かった。これだから山歩きはやめられな〜い」
 茶臼山の展望台、寒風にさらされ<エビフライ>の如くに木にへばりついた氷、帰りの夕食はエビフライに決ま〜り(食い気が一番)縞枯山を越えて雨池峠に着いたときはやれやれ。 夜のニュースでこの日の八ケ岳で遭難死亡事故を知り、一足早く下山した私達は本格的な吹雪にも合わずラッキーな山行だったと胸をなでおろしました。             
 又、山小屋ではトランプ(七並べ)で盛り上がり楽しい夜を過ごすことが出来ました。仲間の皆さんありがとうございました。
 山本さん、さわがしい女性4人に囲まれてお疲れ様でした。
これに懲りずにまた連れて行ってくださいネ!!