<例会山行報告>
2003年11月 八ヶ峰
<例会山行報告>
京都・福井の八ヶ峰(はちがみね)800m
11月1日(土)天気…うす曇り時々晴
参加者:CL西村高(車)・SL馬場喜・馬場深
   武藤(車)・山田・秋山・岡
コース&タイム 
 事務所(8:15)=小浜=八ケ峰家族旅行村(10:15)(五波特へ配車)
 出発(10:50)〜ベンチ(11:40-55)〜分岐(12:20〜25)〜八ケ峰(12:45-13:30)〜分岐(13:50)〜五波峠(14:45)=八ヶ峰家族旅行村(15:00-10)= (道の駅 熊川宿)=事務所(17:20)   
 車の走行距離‥片道約95km

 小浜市から南川沿いにR162号を南下。名田庄村久坂で左折、案内に従って進むと染ヶ谷の八ケ峰家族旅行村に着く。帰路の林道歩きをカットすべく、1台を五波峠に配車する。

 山手への林道を歩き出す。道を少し広げている所が登山者用駐車場とある。5〜6台で一杯位。車は1台もない。5分位で登山口とあり、左斜面の小道へ入る。リンドウや秋のキリンソウなどが足元に見られる。林道を一度横断する。だんだんと林がいい感じになってくる。
 しっかり汗が出る頃、屋根だけの作業小屋(?)が現われる。丸木を並べただけのベンチ(?)もある。自然林に囲まれて空間が広がり、休憩にもってこいの場所。汗がすっかり引いたところで、出発。

 そこからが、美しい自然林が続く。ミズナラやカエデが中心で太いブナが混じる。目を奪われ通しで、歩がなかなか進まない。絶景、また絶景!林床に草や笹がなく、木々が足元(根元)からすらりと伸びて、すっきりしている。色づき具合もジャスト。森林浴の森日本百選もうなずける。落ち葉が足にやさしい。 春の新緑はどんなに素晴らしい事か!春には絶対来なければ!ええとこや!野点に持ってこいの場所もある!歩く時間も手頃や!‥来春の野点山行も決まりの感あり。五波峠からの尾根道との合流点(分岐)あたりまでが最高によいところ。分岐で初めて人に出会う。この辺りは背の高い木々(カエデなど)が多い。

森林浴の森日本百選に酔いました!

自然林の黄葉を満喫

 分岐から少し登るとピークがあるが八ヶ峰ではない。右手に振って尾枝道をさらに進む。気持のよい自然林が続く。
 二つ日のピークが八ヶ峰山頂。松の木がある。賑やかだ。我々以外はすべて五波峠から来ているようだ。昼時でいい匂いが流れてくる。360度の展望。八つの国(能登・加賀・越前・近江・丹波・丹後・山城・但馬)が展望できることから八ヶ峰と名付けられたそうだ。

何故か、蜂が多くプンプンしている。蜂ヶ峰の間違いでは?と思ったり!! 西に頭巾山、東に百里ヶ岳など暫し展望を楽しむ。

 帰路は分岐から尾根伝いに五波峠へ向かう。快適な自然林の中の道。ただ下植え小さなアップダウンはあるがほとんど平坦に近い。ブナの木はもうほとんど葉を落としている。のんびりと歩きを楽しむうち、五波峰に出る。風情のある峠だ。右は京都府美山町。家族旅行村までの6km(遊車道ビレッジライン)は車で楽をさせてもらう。旅行村でイノシシ君の子供を親轟し、帰路につく。
                                報告 西村高