旧有島農場や町の歴史の跡、第二カシュンベツ川沿いを歩きます。羊蹄山やアンヌプリ連邦の眺めと、自然を感じる未舗装の道も多く、緑豊かな環境の下、散策を楽しむことができます。
明治 37 年に「真狩駅」として開業。 現在の駅舎は、高原の町にふさわしいたたずまいにと、スイスの登山駅舎を参考に昭和 41 年に完成しました。
農場の事務所に達するには凡そ一町ほどの険はしい赤土の坂を登らなければならない。有島武朗「親子」より。この坂を表した文章と現在の情景が重なり当時の状況が思いおこされます。
弥照神社は当初、宮山にありました。しかし人家から離れており、雪中に小樽~函館間を徒歩で通行する浮浪者が宿泊するなど、不用心であったため、大正5年(1916年)に現在地へ移転しました。
ニセコの地で画期的な農場開放を実践した有島武朗に感謝の意味を込め、建設されました。館内では武郎の生涯と有島農場のあゆみを貴重な資料を通じて紹介しています。
観光案内の窓口や特産品の販売、店頭販売の飲食店などがあり、中でも地元の農家による農産物直売所は新鮮さ、種類の豊富さ、価格の安さが口コミで広まり、人気となっています。
駅前地域の活性を目的として平成13年(2001年)に開館。館内には食堂や無料休憩室もあり、町民の憩いの場となっています。