「第4話 イタリアの歴史.2」
■ メディチ家のカトリーヌ姫とアンリ2世の結婚
《メディチ家》メディチは、「薬」という意味であり
祖先は、医師か薬剤師であったのではないか
14世紀には銀行家として成功し
教皇ヨハネス23世を即位させる影響力を持つようになる
フィレンツェ共和国を統治する一方
ボッティチェリやミケランジェロのパトロンに
イタリアで最も洗練された食事文化を誇っていた
フィレンツェのメディチ家の
「カトリーヌ・ド・メデシス※仏読み(カテリーナ・デ・メディチ※伊読み)」が
1533年に のちのアンリ2世の妃としてフランス王家に嫁いだことは、
いまだ中性の水準にとどまっていたフランス料理に大きな刺激を与え
その発展の契機となった。
フォーク、リキュール、シャーベット、アーティチョーク
アマレット(マカロンの一種)、パラソルなどを持ち込んだ
イタリア料理が、フランス料理の母といわれる所以である。
■ 指からフォークへ
フォークの使用は、16世紀以後のこと。初期のフォークは、二股で
3本から4本になるのは 17、18世紀になってから
■ ナポリは、スパゲッティのふるさと
パスタが、家庭の食卓に定着するのは、15世紀末のこと。
良質の小麦粉と輝く太陽とヴェスヴィオ山から
吹き下ろす乾いた風。
さらに地中海を渡ってくるしめった海風の
3つが揃って良いパスタを生んだ。
ナポリにトマトソースが誕生してからは
それまで一般的だった甘辛な味や甘酢煮の調理法は、
すっかり影をひそめてしまったほど
トマトソースの味は、イタリア人に歓迎された。
■ 映画「ローマの休日」
オードリー・ヘップバーンが、ジェラートを口にしながら
スペイン広場の階段をおりてくる。
ジェラートは、16世紀のイタリアで考案されたアイスクリーム
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