「第14話 ワイン入門」
古代ローマにワイン造りの知識をもたらしたのは
ギリシャ人であったと考えられる。
古代ローマの民衆にとって酒の神「バッカス」の恵みとしてワインを飲み
そして、「バッカス」を讃える祭りに興じるのは、最大の楽しみであった。
ワイン普及の背景のひとつとして料理の進歩をあげることができる。
ワインは、良い料理があってこそ 一層おいしく感じられる。
古代ギリシャ人があこがれた
「エノトリーア・テルス(ワインの地)」は、
今日でも世界一のワインの生産地であり
ワインは、イタリア人にとって生活必需品である。
イタリアは、日本と比較するとかなり北国ではあるが
アルプスの山々が北からの風をさえぎり
南からは、アフリカの砂漠で暖められたシロッコ風が吹き上げるので
その位置のわりには、気候が温暖である。
土壌もまた、ぶどう栽培に適している。
イタリアは、良いぶどうと良いワインに恵まれている。
一口に温暖といっても南北に長いイタリア半島のことであるから
北から南では、気候風土に違いがあり そのことがイタリアワインの
タイプの多さを生み ワインの楽しさを倍増させる。
古来よりヨーロッパでは、食事にワインはつきもので
ワインを語るときに料理との相性は切り離せません。
相性のよいもの同士を合わせると相乗効果でより美味しくなります。
これが、「マリアージュ」と呼ばれるゆえんでしょう。
@よく似たもの同士を組み合わせる
前菜などの軽い料理には、爽やかで軽快なワインを
魚料理には、肉料理より繊細なものが多いので白ワインがおすすめ。
肉料理には、赤ワインのタンニンが肉の脂分を
洗い流してくれるという相性があります。
Aおたがいにたりないものを補うこと
例えば、生牡蠣には、「シャブリ」といいますが
カキにレモンをしぼることと酸味をたっぷりと含んだ
白ワインを合わせることにより 同じ効果をもたらします。
Bその料理を地元の料理と合わせること
長い年月をかけて定着してきた料理やチーズに
合わせたワインが生まれてきます。
では、問題です!!
水気が多いスープや、香辛料が強いカレーには、
どんなワインが合うのでしょうか?
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