フェミちゃん、ならびにフェミ坊の方々には不愉快な内容であること予めお断りしておきます
(警告はしたからね)。

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男女共同参画社会の幻想

 「少子化、少子化!」と、出生率低下が騒がれて久しい。
これを受けて、ある大手企業は、「女性が働きやすい職場」「女性が安心して子どもを産み育てられる職場」をめざし、様々な制度の導入に踏み切った。
そりゃ結構、と多くの人は思うだろう。しかし現場はさにあらず。女性社員たちの教育に携わった人たちの嘆きを聞いてみよう。


・仕事を覚え、やっと戦力になったと思ったら寿退職 

これはまだいいほうだ。ご結婚おめでとう。教える時間とエネルギーはムダになったけど。

・職場内結婚をすると、夫婦を物理隔離する。

なぜだろう。職場内結婚があると、規則はないが慣例的に女性社員は別のフロアや建物へ異動する。そのため

・(元部署は)穴の開いた仕事を誰かがカバーせねばならない
・(受け入れ部署も)雇用を創出しなければならない

ひ とたび結婚したならば、夫婦は二人でワンセット。そんなん引き離そうとしないで、引き続き一緒に仕事させたらいいやんと私は思うが配慮でもあるという。ナヌ、照れくさい? 見て欄内? TPO?

・仕事を覚え、やっと戦力になったと思ったら産休に
・産休中も給料は支払わねばならない
・穴の開いた仕事は誰かがカバーせねばならない
・産休が終わり、復職したら、またお腹が大きくなっている

さすがにこれを繰り返すと「ダメだ使えねぇ」ということになる。これは差別だろうか?

・産休中も給料は支払わねばならない
・カバーしてた人はいつしか専属になっており
・産休が終わり、復職したら、彼女の仕事はなくなっている
・異動
・育児休暇
・託児所から「お子さんが熱出した」と連絡あれば当然帰すべきではあるが
・穴の開いた仕事は誰かがカバーしなければならない
・育児と再教育のストレスで休職
・休職中も給料は支払わねばならない
・穴の開いた仕事は誰かがカバーしなければならない
・産休をフルに使い切って「退職します」と電話が

 「これじゃ制度の悪用だ。いっそ早いうちに寿退社してくれた方が、まだマシ」なのだそうだ。
これは差別だろうか? 否、もし私が経営者の立場なら同じ結論だろう。雇いたくない。

こ のメーカーは、確かに「女性の働きやすい職場」「女性が安心して子どもを産み育てられる職場」の創出には成功した。しかし、その穴埋めを、結局男性社員や別の女性社員が負っているなら意味がない。

 皆さんの職場ではどうか。たとえ年がら年中産休・育児休暇を取ってても、頭の片隅では常に仕事のことを考え、そしてたまに復職した短期間のウチにその 素晴らしいアイデアを繰り出して企業利益に貢献する超逸材でも無い限り、ペイしないのではないか?  しかしそんな女性、恐らく○林製薬や○ステー化学の中にだっていないだろう。期待する方が間違っている。ましてタイトな職場で産休育児休暇をフ ルに使われた日には、ペイしないどころか損害扱いである。これがいかんともしがたい現実だ。

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何が間違っているのか

 も し「男女雇用機会均等法」が正しい法律なら、結果として製造業就労人口の男女比率もほぼ半々になっているはずだ。しかしそうなってはいない。なぜか。やはり先に例を挙げたように、性差という役割の違いを無視しているからだ。
 しかし急進的な女権拡張者(フェミニスト)たちは-都合悪い時は性差を盾にするダブルスタンダードで-権利ばかりを主張する。そして何でも平等にしろと言う。男に生まれなかったがために勤労で得損なっている何かをよこせと。
  そんなものはない。むしろ逆だ。昔から力仕事が男子の出番だったのも、危険な仕事を女子に遣らすわけにはいかないというのも、イメージでなく現実に即している。それでも納得いかないなら、そうだ、ス ポーツの競技種目が男女別に別れている現実を見よ。文明の及ばない未開の地でも同じこと。男女の生まれつきの体格見比べれば、 どっちが適任かは一目瞭然である。
 「クルマで危なっかしい運転をするの見るとまず間違いなく女性」、というのも経験則だけではない社会の一般認識だ(この 前も、危うくひき殺されそうになった。しかも自分が元凶との認識が無くそのまますーっと行ってまうし)。安全運転指導員だった親父が言うには、「女は危な いと思ったら、ハンドルから手を離してしまう」。緊急時、そんなドライバーやパイロットがいたらコワいでしょ。
反対に、遣らせてみたら女性の方がうまい仕事というのもある(
どこの世にも例外はあるので具体的には挙げない。しかし傾向としてはハッキリしている)。
  まだジェンダーや体制の刷り込みを受けていない子どもたちの絵を見たことありますか。多くの男子は構造物に興味を示し、忠実に描こうとする。一方女子は想像 力や擬人化に長け、庭園やお姫様になった自分を描く。これは日本だけでなく全世界で同じ傾向が見られるのだから驚きだ。

 要は、何でもかんでも男女平等にしてロス創出しながら働くのではなく、男性より秀でた部分で女性が補完するのが理にかなっていると思うのだ。しかし男女は性差を超えて平等でな ければならないと信じるフェミニストが無理いって色々通した結果がこれだ。守った企業ほどおかしなことになっている。実情に合ってないからだ。だから前述のメーカー、15年前は男子寮、女子寮共にあったのに、今では女子寮だけ閉鎖になっている。しかし、しつこいようだが、これも差別だろうか?
男性側から押しつけるのはアレだから、そのことに女性は気づくべき。

 いい機会だからタブーを書く。書くったら書く。

 な んで普通の女性が、行き遅れ(失礼)の女性の方に無理やり合わせなきゃいけないんですカということだ。可哀想だが行き遅れは、行き遅れの人生歩んで貰うしか ないんです。何もしてあげられませんが。しかしそういう行き遅れた人や結婚に失望してる人ががなんか、急進的フェミニズム思想を声高に叫んでいるわけで。もう一度言う。フェミニストの方、既婚女性と同じ待遇を、社会に望んじゃいけません。

 あと「結婚に縛られない生き方」を主張する人。彼らは言う、「自由と平等博愛の国フランスでは・・・結婚してなくても養育費が出る」→ウチはウチ、ヨソはヨソ。それはフランスの倫理観の方が間違い。
だいいち死に別れたなら話は分かるし、皆で最大限の援助を惜しむべきではない。しかし、身勝手な都合で片親になった家庭の分まで皆が負担する義理はない。

  昔 「国家総動員法」というのがあった。今、政府は少子化を表向きは憂えておきながら共働きを家庭のスタンダードにしようとしている。かつての国家総動員法 が、カタチを変えて復活しているのである。戦時でないのになにやらせてんの?  男の雇用奪って、女が自分の子どもの育児すら満足に出来ないよう仕向けて。皮肉なことに、急進的フェミニズムが、それでもなお男女は平等であるべき だといって、その日本の家庭を破壊する一端を担っている。

 後輩が言った。「そりゃ生活は苦しい。しかし嫁には家事育児に専念して欲しい。
外に出てたせいでイライラされても困るし、俺自身鍵っ子で寂しかったので」と。私は子どもの頃、帰って家に鍵かかっていたら、思わずガッツポーズを取っていたヤな子どもだったので後輩の気持ちを全部はわからない。しかしこの不況、共働きのバイアスがかかってもこう考える男もいるのだった。

結論:男女共同参画社会の幻想を打ち砕かぬ事には、日本は勘違いしたまま。


(2009.1.14)


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