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山形県支部プロフィール
○設立年月日 1987 (昭和62年)5月4日 ○会 員 数 50名 (全国約6000名) ○事 務 局 西置賜郡白鷹町大字荒砥乙2881 工藤昭二方 電話番号 0238-85−4288 ○会 費 年間7200円(月600円) ○代 表 者 工藤昭二 病気の特徴と対応法 ○症状と対処 「てんかん」とは? 世界保健機構(WHO)は科学的な定義として『てんかんとは種々の成因によって もたらされる慢性の脳疾患であって、大脳ニューロンの過剰な発射から由来する 反復性の発作(てんかん発作)を主徴とし、それに変異に富んだ臨床ならびに 検査所見表出がともなう』てんかん辞典:和田豊治訳と規定している。 わかりやすく説明すれば以下の6つのポイントに整理されます。 @ いろいろな原因によって起こる。 A 長い年月の治療が必要である。 B 脳の病気である。 C くり返す発作が主な病状である。 D いろんな病状がある。 E 検査の結果もいろいろある。 そして、てんかんの診断がなされるのは最低2つの条件が必要です。 @ 臨床発作(表にあらわれてくれる発作)があること。 A 脳波検査で「てんかん性異常波」があることです。 また同機構(WHO)の調べでは人工の1%つまり100人に1人がてんかんに悩んで いるといわれております。この数は一つの病気としては驚くべき高い率といえます。 それは出産時の障害や公害、食品汚染、交通事故、高熱など、頭を傷つけるものはすべて てんかんの原因となるからです。てんかん遺伝によるものではないのです。 誰でもいつでも発作する可能性があります。また70%以上は乳幼児期・児童の時に 発病します。てんかんは実にありふれた病気であり、その多くは子どもの時に発病します。 しかし、大きくなってもその可能性がある、平凡な病気です。 しかしながら、てんかんのもたらすその劇的な発作症状は周りの人達を驚かせるに十分な ため、洋の東西を問わず、てんかんを持つ人々は病気のそのものの苦しみに加えて社会の 無理解や偏見・差別に苦しめられてきました。 ○概要と活動 支部の概要 当支部は発足以来会員の交流・情報交換として、さくらんぼ狩り・サマーキャンプ・ 芋煮会・新年会などの開催、対外的には講演会を通して「てんかん」に関心ある方々に 正しい知識の普及に努めてまいりました。 この講演会は2006年10月まで29回行われ、累計で2000人を超す方々に お来しいだくことができました。 また行政への要望活動として、県東北地方医務局長への要望をしております。 てんかんについての各種情報、例えば専門病因の紹介、映画、ビデオ、書籍、小冊子、 てんかんリハビリテーション研究誌などの照会は県事務局又は本部事務局へお尋ね下さい。 本部:東京都(新宿区)TEL 03-3202-5661 救急処置 ○ 発作の救急処置 1:冷静に!こわがったり、騒いだりしない。身体をゆすったり、口にはしなど 押し込んだりしない。発作の起きている間は、薬や水など飲ませない。 2:あわてて救急車を呼ばない。 意識が戻らないうちに次の発作がおきたり10分以上続いた場合は病因へ。 3:小さな発作の場合、見守るだけで何もしなくとも良い。 4:大きな発作の場合、安静にし、安全な場所に移動させる。 発作が終わり意識が回復するまで必ず誰かがそばにつき見守ってあげる。 わたしたち会の相互リンクと推薦リンク up H14.12 皆さんの声を、そしてご連絡お待ちしてます。 |