ご挨拶
ある日突然の事故や病気の発症により、当事者はいうまでもなく、家族全員の生活が一変、緊急入院中も然ることながら、その後のそれぞれの人生に長きに渡って影響を及ぼすことになり、謂わば家族全員が人生の一大事に直面することになるのです。
長期に亘って困難と向かい合わなければなりませんが、時間、月日、歳月の経過とともに困難が消滅するのではなく、その形を変えていく、つまり、状況の変化により、困難の質、度合い、解決策等全てが多様に変化しつつ、次々と発生し、纏わりついてくるのです。
当会を結成した初期においては情報も極めて少なく、診断・評価、的確なリハビリを受けられる医療機関も限定されており、後遺症が残っても既存の福祉の恩恵を受けるには障壁が多く、再び社会で生活するには文字通り苦難の連続でした。知られざる障害であった当初から神奈川リハビリテーション病院の医師をはじめとする臨床心理士、ソーシャルワーカー等の専門家諸氏の温かい支援の下、家族会を設立し、国(当時は厚生省)に働きかけ、海外の事情に学び、先輩の障害者団体に教えを請い、全国に活動の輪を広げる中、高次脳機能障害支援モデル事業が開始され、5年後には支援・普及事業として引き継がれ、全国規模での取り組みへと展開をみることになりました。
住み慣れた地域で再び暮らすことのできる社会の実現に向けて家族会として可能なことを今後も地道に継続して参りたいと心新たにしております。皆様のご支援、ご協力を切に願って、、、
そして一歩、一歩を大切にみんなで頑張りましょう!明日に向かって、、、
NPO法人 高次脳機能障害友の会 ナナ
理事長 外崎信子
趣旨と目的
脳外傷・疾病等による後遺障害はさまざまですが、中でも
社会参加が困難となった脳外傷(児)者とその家族は社会から孤立し、生活への不安を高めるなど、共通の悩みを抱えています。
その困難な状況にある家族が問題解決の糸口をつかむべく立ち上がり、1997年(平成9年)脳外傷友の会ナナ(ナナの会)が結成されました。現在は高次脳機能障害友の会ナナに名称変更しております。
本の紹介
FRIENDSHIPナナ会報 NPO法人高次脳機能障害友の会ナナ編集 ナナの会広報についてはこちら |
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ほほえみ 独立行政法人自動車事故対策機構 |
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プロが教える脳のすべてがわかる本 岩田 誠 |
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カラー版徹底図解 脳のしくみ 新星出版社 |
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高次脳機能障害 医療現場から社会をみる 山口 研一郎 |
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高次脳機能障害者の世界 山田 規畝子 |
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高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック 日々コウジ中 続・日々コウジ中 柴本 礼 |
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ふたたび楽しく生きていくためのメッセージ〜後天性脳損傷の子どもを持つ家族との対話 栗原まな アトムの会 |
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Q&A脳外傷本人と家族のためのガイドブック 日本高次脳機能障害友の会編 |
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高次脳機能障害がわかる本 橋本 圭司 |
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知られざる高次脳機能障害 せせらぎ出版 |


