7月3日(土)

 新千歳空港からエア ドゥ62便にてまず新潟空港へ。昼食を済ませて16:00 ウラジオストク航空808便 ウラジオストク行で4年ぶりにロシアへ向けて飛び立ちました。
 機内の雰囲気はまさにロシアそのもの…とても懐かしい感じがします。ウラジオストクのローカル新聞が配られたので、頑張って読んでいると、すぐ飲み物のサービス、続いて食事…わずか1時間40分のフライトで食事が出るとは思っていませんでした。こんなことなら新潟空港で夕食のおにぎりを買わなければよかった…
 食事のあとは出入国カードが配られ、あたふたと書いているうちにもう到着。今までロシアに行くときは成田からモスクワまで直行(所要時間10時間)でしたので、極東ロシアの近さに驚きました。国内線並みの所要時間でもうロシアに着いてしまったのです。日本との時差はプラス2時間で、もう19:40になっています。
 荷物を引き取ってロビーに出るとガイドのアレクサンドルが迎えに来てくれました。この日はウラジオストク150年記念式典でメドヴェージェフ大統領が来ているとのこと。あまりの警備のものものしさにさすがに緊張していましたので、その流暢な日本語を聞いてホッとして気が抜けました。当初の予定では送迎の運転手は日本語を話せない人だということでしたので。彼は当初の予定とは違う人で、ガイドと運転手を兼ねているようです。この国ではよくあることでしょう。
 1時間ほど車で走ってウラジオストクの街に入ってきました。ホテルのチェックインも彼がやってくれたので、私は楽でした。ホテルはウラジオストク駅から歩いて5分ほどのところにあるプリモーリエホテル。部屋は少し狭いですが、とてもきれいで落ち着きました。

    
    プリモーリエホテルの室内 とてもきれいです         「ウラジオストク150年」の垂れ幕

翌日にはいよいよシベリア鉄道に乗るのでしっかり体を休めておこうと早めにベッドに入ったら…12時過ぎに花火が…そう…今日は街全体がお祭りモードなのです。再び起き出し 窓から花火を見物…



   

7月4日(日)

 ぐっすり眠って快適に目覚めました。8時過ぎに朝食、バイキング形式で各自好きなものを取るようになっているのだけど、なぜか暖かいものが何もないんですね。そこへウェイターのお兄さんが来て「何か注文するものありますか?」と聞かれて意味がわからなかったのですが、よく見てみると暖かい料理は各自注文するようになっていました。とても行き届いています。今度はちゃんと訳がわかってオムレツと紅茶を注文、とてもおいしくて皆 大満足でロシアでの最初の食事を終えました。
 夜にはシベリア鉄道「ロシア号」に乗ります。私がロシアの鉄道の予約サイトで調べたら、発車は22:20(モスクワ時間同日15:20、ロシアの鉄道時刻はすべてモスクワ時間で表示)だったのですが、直前に旅行会社から21:52(モスクワ時間14:52)に変更になったとの連絡が…結局どちらかわからないまま日本を出発してきたので、直接確かめるため駅まで出かけました。
 下のチケット売り場の入口に長距離列車の時刻表があり、見てみるとやっぱり22:20になっていました。その後 駅の中をあちこち見て回りました。ずっとテレビで見ていたモスクワから9288キロのキロポスト、引退した蒸気機関車、天井の美しい待合室などなど…この線路がモスクワまでつながっているのです…


   
  
   ウラジオストク駅の駅舎 伝統と風格を感じます        モスクワから9288キロのキロポスト

    
           待合室全景                         待合室の天井

そのあと駅前のスーパーマーケットで列車に乗っている間の食糧を購入。パン、牛乳、トマトジュース、野菜、チーズ…日本と変わらない豊富な食品が手に入ります。買ってきたものをアイスボックスに詰め、冷凍庫に入れておいた保冷剤を入れて準備完了。
 昼食は 前日新潟で買ったおにぎりと機内食の残りのパンでお腹が一杯。
 1時にアレクサンドルが来て、ウラジオストクの市内観光へ。まずシコータ半島の先端の高台に行ってルースキー島と金角湾の景色を眺めたあと、街中に戻ってフェリーターミナル、革命戦士広場、C−56潜水艦、ニコライ2世凱旋門などを見学し、最後に鷲の巣展望台へ。ここはウラジオストクの全景がとても美しく見えるところです。今日は車で上がったけれど、私はやっぱりフニクリョール(ケーブルカー)に乗ってみたかった…

   
        潜水艦C−56 全景             鷲の巣展望台から見たウラジオストクの街

 観光のあとカフェ「ノスタルギーヤ」で一休みしてホテルに戻りましたが、まだ時間があったので、スヴェトランスカヤ通りへ出かけました。ここはウラジオストクの中心街、いろいろなお店やカフェが軒を連ねています。ウィンドーショッピングを楽しんだあとホテルに戻って4階の「2匹の魚」(Две рыбы)というカフェで夕食。両親と叔母もロシア料理が口に合ってきたようで一 安心です。
 食事のあと大慌てで入浴、何しろ鉄道に乗ってしまったらイルクーツクに着くまでお風呂には入れないので、髪も洗ってブローしているとあっという間にチェックアウトの9時になりました。(このホテルは無料で9時までチェックアウトの時間を延ばしてくれました。多分シベリア鉄道に乗る人が多いからでしょう。市内観光のあと部屋で休めて、お風呂にも入れ、とても助かりました)
 チェックアウトを済ませると 再びアレクサンドルが来て、大荷物を持って駅へ。いよいよシベリア鉄道に乗るのです。少し寒くなってきた跨線橋の上でアレクサンドルと一緒に列車の到着を待ちました。やがて 4番ホームに「ロシア号」が入って来ました。アレクサンドルが重い荷物を列車の中まで運んでくれてとても助かりました。
 私達のコンパートメントは13号車、6番個室、21番から24番までです。

              
             私達の13号車 モスクワーウラジオストク と書いてある

22:20(以下 列車の時刻はすべて現地時間)列車は定刻通り出発。列車が動き出したときは大興奮だったのですが、問題はコンパートメントの中…大荷物を何とか座席の下に収納したものの、寝台の作り方がわからない…そこに車掌のオジサンが4人分のシーツと枕カバーのセットを持って現れました。この人にイルクーツクに着くまでとてもとてもお世話になるのです。
 無事寝台も出来上がり、お休みの時間…興奮してなかなか寝付けなかったのですが、少し狭いけれど快適なベッドでシベリア鉄道初めての夜を迎えました…


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