施療例
例1)Aさん(男性・46歳)
「急性の腰の痛み」 前日の夜に立ち上がる動作の際に強い痛みが走る。激痛のために動く事が困難で入浴により暖めてみたものの、症状に好転の兆しが見えず、堪りかねて翌日に来院する。
* 初回に筋・筋膜性(筋肉)急性腰痛と診断し、アイシング等応急施術を施す。日常動作が可能に。痛みが和らいだ事を確認し総合的治療を開始。
* 2日目、日常生活に支障がなくなり、仕事が可能に。治癒とする。
例2)Bくん(男性・4歳)
「肘の痛みによる動作制限(肘内症)」 母親と散歩中に手を引っ張られた時に、激しい痛みと共に、肘を抱え込むようにして動かさないようになり、すぐに来院する。
* 初回に来院と共に緊急に柔整的手技を施し、ずれた靭帯を正常の位置に整復を行う。整復終了後に痛みの消失・正常動作の確認をもって治癒とする。
注:)子供は正直で痛いときは「痛い」と訴え、痛みが消えると、とたんに動き出すので、痛みの程度がわかりやすい。母親は、散歩時や、寝ている子供を起こす時など、腕一本を強く引っ張ったりしてはならない。「肘内症」は、まさに幼児期に頻発する一種の脱臼である。また、施術後に「良くがんばったね」等の褒めたり、励ましたりする言葉を必ずかける事も大変重要である。複数回にわたり施術が必要な症状の時、この一言が子供の自尊心を満足させ、次回の施術に対しての意欲を持つようになります。
「肘内症」は繰り返すと、習慣性を伴う恐れがありますので、ご注意下さい。
例3)Cさん(女性・26歳)
「急性頚椎捻挫(寝違い)」 朝目覚めて、起きようとしたときに、全く首が動かない事に気付き、同日来院となる。
* 初回、腫れがきつい為に可動域改善にはいたらずも、痛みは半減する。
* 2日目、首の動きが周辺の筋肉の腫れの軽減に伴い改善へと向かう。
* 3日目、首の運動痛と腫れが消失し、日常動作が可能となり、治癒とする。
注:)できれば、「寝違い」が起こる際、事前にみられるちょっとした「異変・前兆」
- ちょっと気になる程度の痛みや張りがくりかえし起こる。
- 早朝や疲労時にふくらはぎが攣(つ)ったりする。
- 首や肩の周りが凝り、気がつくと自然と揉んだり、動かしたりする。
などが起こり始めたら、疲労や体調不良による身体の「黄信号」が灯った印なので、「寝違い」等が起こる前に、早めの治療を行うことが一番です。
「誰でも痛い思いはしたくないですからね!」
症状別応答例
先生 今日はどうしましたか?
患者さん 昨日の夜から首が痛くて眠れません。
先生 昨日の仕事中は痛みがありましたか?
患者さん 左の目の奥が少し痛かった程度です。
先生 今、肩の張りは感じますか?
患者さん 首を動かすと痛みで動かせられません。
先生 痛みの出る前に背中の痛みや偏頭痛は無かったですか?
患者さん 腫れはすぐに治まったし、よくあることなので気にしませんでした。
先生 そういう時こそ早めの手当てが必要なものなのですよ。では可動域
を調べて、筋肉を少しづつゆるめて行きましょう。
患者さん 痛くはないですか?
先生 腫れと痛みを伴わないようにしますが、痛くなったときは我慢しない
早めに教えてくださいね。
患者さん 痛みが続くと我慢できないんですが。
先生 大丈夫ですよ、安心してくださいね。
臨床ファイル
頚部捻挫の場合はこんな風にカルテを書いています。
「右頚椎上部(C2・3)の圧痛、頚椎板状筋、右肩甲挙筋、多裂筋群の制限著しく、頚椎後屈・回旋時の運動制限を認め、安静指示する。」
処置の所では低周波・超音波・手技、湿布、テーピング、圧迫固定包帯を記入。
一週間ごと症状と処置をカルテに記入していきます。
早く治癒という言葉を記入すべく頑張っています。
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