Venus

ヴィーナスのように いつまでも美しく
愛は果かなく 空のように透明で

気付いたときに 愛は無情に優しさだけを残して
傷だらけの心には 愛が足りないと言った
言葉を殺したその奥に

今も言葉の無い面影を 胸に抱いたままこの彼方へ


風に身を任せ あなたと触れ合い
愛は切なく 季節のように微笑んで

無くした大切な絆が 今でも花弁となって落ちてく
傷だらけの心には 優しさが足りないと言った
言葉を殺したあの頃に

愛と夢の狭間の中で 雲のように身を捧げ生きている


ヴィーナスは天使のように 微笑み語り告げられる
そして今は何も感じる事も無く
あなたはただそれをヴィーナスと名付けて
いつのときも いまでも ただそれだけで


今も言葉の無い面影を 胸に抱いたままこの彼方へ
愛と夢の狭間の中で 雲のように身を捧げ生きている