
ここが凄いぞ「今昔文字鏡」!!
以下の内容は、2004年当時のものです。
2011年1月現在、「今昔文字鏡」の状況は変わっているようです。
残念ながら、無料版もダウンロードできません。
「昔はこうだったのか」と思ってお読みください。
古今東西あらゆる漢字が表せる
「今昔文字鏡」には、日本・中国(簡体字)・台湾(繁体字)・韓国・ベトナム(字喃/チュノム)の漢字に加え、梵字、甲骨文字、西夏文字、篆書といった古今東西あらゆる漢字が収録されています。中には「K」「O」に广がついたもの(「慶」「應」の略字!)も。また、水族、亀卜、返り点、源氏香といった、特殊な文字や記号も収録されています。
異体字も網羅
例えば、「ワタナベ」の「ナベ」の字を、検索すると12文字、関連字まで参照すると100文字(!!)の、微妙に字体の異なる「ナベ」が出てきます。「ヨシダ」の「ヨシ」の上が「土」の人も、「ツチダ」の「ツチ」に「丶」がつく人も、「カタオカ」の「カタ」の最後の画がL字型に曲がる人も、外字を作る必要なく、正確に表示、印刷することができます。
漢字の一部分だけを表示
漢字の部首はもちろんのこと、「族」の字の「矢」を除いた部分など、部首にならない半端な部分も、漢字を分解した一つ一つの要素を、フォントとして使えます。漢字の成り立ちを説明する際には、欠かせません。
収録文字は約12万字
製品版の収録文字数は約12万字。世界最大級の漢和辞典として定評のある、大修館書店の「大漢和辞典」(新装普及版、全十五巻+補巻、本体価格24万円)が約5万字ですから、漢文学や中国史でしか使わない漢字でも、まず間違いなく収録されています。ちなみにJISは第1・第2水準を合わせて6355字、それに補助漢字と第3・第4水準を足しても15841字にしかなりません。桁が違いますね。
無い文字は作ってくれる
12万字を探しても、目当ての漢字が見つからない……ということは、まずめったにないと思いますが、本当に無い場合は、「文字鏡研究会」で作ってくれます。ただし、架空の漢字ではなく、この世に存在して、使われている(使われていた)漢字ならですが。
特殊な設定は一切不要
今昔文字鏡には、特殊な設定は一切必要ありません。それは、「ただのフォント」だから。
同じ「亜」という文字でも、明朝体からゴシック体にフォントを変えれば、字体を変えて表示したり、印刷したりすることができます。ならばいっそのこと、「別の字に見えるくらい」字体を変えてしまえば……というのが今昔文字鏡です。
今昔文字鏡では、複数のフォントを用意し、一つの文字(一つの文字コード)に対して、フォントごとに異なる文字を登録してあります。例えば明朝体で「亜」の字でも、フォントを「Mojikyo
M101」にすると「一」、「Mojikyo M118」にすると得体の知れない甲骨文字、「Mojikyo
M121」にすると怪しげな梵字が表示されます。一つのフォントに入れられる文字数には限りがありますが、この方法なら、フォントを切り替えることで、原理的には無限の文字が扱えます。
また、自作の外字や、市販の外字フォントとも、そのまま併用できます(必要なくなるとは思いますが)。
まずは無料版から…とは言わず
今昔文字鏡には製品版と無料版があります。まずは、無料版(約10万字)を使ってみてもいいでしょう。アナログ回線の時代には、フォントのダウンロードに何時間もかかったものですが……、今やブロードバンドであっという間です。「Mojikyo
Caracter Map」を使えば、文字が検索できます。ただし、検索機能は、やはり製品版のほうが一枚も二枚も上手。インストールも自動だし。個人的には本体価格28000円というのは、決して高くないと思います。
詳しくは「今昔文字鏡」のホームページで

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