ヴァイオリンのレッスンをしていて思ったこと、音楽に触れて感じたことなど気の向くままに書き綴ってみました

    

<<前へ | 次へ>>
Averna Alfred 1947 (Italy Palermo)
2014年7月23日(水)
試奏20
Averna一族がヴァイオリン製作をしていたのがイタリアのシチリア半島のほぼ中央に位置するカルタニセッタで、名工には

Guiseppe Averna(1860~1900)
Gesualdo Averna(1895~1915)
Enrico Averna(1898~)
Alfonso Averna(不詳)

などが名を連ねています。

作者のAlfred Avernaは1902年にAlfonsoの息子として生を受けました。

1920年から1923年にかけてGesualdoに師事した後、シチリア島の北西部のパレルモという地へ移りました。一族としては新天地で工房を開き活動しました。

          

この楽器は大きめで、厚みもしっかりあり、フレンチ・ヴァイオリンに近い印象があります。

しかし、弾いてみると、胴体が大きな割に音量がなく、音の抜け感が無いのが残念です。

黄味がかったニスが美しく、大きな傷や修復の跡もない、非常に状態が良い楽器です。オーケストラなどのアンサンブルに適しているでしょう。
1900年初頭・作者不詳 (Germany)
2014年7月17日(月)
試奏19
細身の胴体でチョコレート色の艶やかなヴァイオリン。個性的な色なので好き嫌いはあるかと思われます。木が乾燥していてとても軽く感じられる楽器です。

弾いてみると、楽器の振動が物凄く感じられて良く響きます。楽器との一体感が味わえ、弾きやすく、音色も良好。弾いていて楽しい楽器です。

          

ただ、ストラドのラベルが貼ってあり、工房、作者などの手がかりが全くありません。

それに、何でこんな事をしてしまったのか、あろうことか裏板にかつてのオーナーかと思われる方のイニシャルが刻印!

そんな点が気にならなければとてもリーズナブルなお値段でモダン・ヴァイオリンを手に入れる事が出来ます。