ふる里つるぎ「横町うらら館」総合topへ戻る | |
横町うらら館全景 |
客室 |
横町うらら館 この家の初代の人が、ここに住み着いたのは、慶長元年(1596)頃といわれています。7代目、小松屋幸右衛門の代、天保3年(1832)に、この家が建てられたと伝えられています。江戸時代は加賀藩の年貢米を管理する「蔵宿」をしており、質屋、金貸しなど倉庫業と金融業をセットにしたような商売をしていましたが、10代目の時、明治6年(1873)集配郵便局となり、12代目が町医者を開業しました。町医者時代には、前の窓に鉄格子がはめられていましたが、太平洋戦争中に金属供出させられて鉄格子はなくなりました。この家の敷地面積は170坪。開口7間半。奥行き9間の木造2階建てで、後には6間に5間の蔵があります。1階の部屋数は10室あったそうですが、現在は8室に改造されています。客室の横に面した廊下は、4間半の1枚物の杉の柾板が使われています。神棚には、明治6年制作の銘がありますが、仏壇の制作年はわかりません。江戸時代の鶴来の商家の名残をとどめています。 開館毎週水・土・日・祝日 午前11時から午後4時まで(冬期12月〜3月休館)TEL 0761-92-0001 〒920-2126 白山市鶴来新町タ1番地 地図 |
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