日本名木百選、国指定天然記念物 御仏供杉(おぼけすぎ)総合topへ戻る | |
御仏供杉 |
御仏供杉 |
御仏供杉(おぼけすぎ) 白山市吉野谷の工芸の里に御仏供杉(おぼけすぎ)と呼ばれている1本の古木があります。この御仏供杉は樹齢660余年、樹高18,7米、目廻り7,6米の大樹で、その樹形が仏様にお供えする「おぼくさま」のように見えることから、御仏供杉と呼ばれるようになったそうです。 別名「さかさ杉」と呼ばれるこの杉は、九州肥後の国に生まれた大智禅師が幼い時に仏門に入り、1324年1年の中国(当時は元の国)での修行を終えて帰朝され、翌年ここ吉野の山中にて祗陀寺を開山されました。1330年に菊池氏の願いを入れ肥後に向かうにあたり山の寺から杖にしてきた杉の小枝をさかさにさして、「この木が根ずいて繁茂すれば、仏法盛んになるべし」と言われて、村人に別れを告げられ、以後村人は仏の木として大事にお守りし、今の大樹になったと伝えられたといわれています。 白山市吉野谷2007/8/8 地図 |
|
総合topへ戻る
|