山形の縁起もの

ひょう干し

山形では、雑草のスベリヒユを食べます。天童ではひょうと言います。梅雨の時期に畑に生え、暑くなるとどんどん大きくなり野菜畑がひょう畑になるくらいです。こんな時期には、草取りの時にひょうをとり、塩漬けにします。塩は多めに。梅雨があけ、土用の頃に天日干しでカリカリになるまで干すと虫もでないのでお薦めです。我が家では、昔から元日の朝に『ひょっとしたら良いことがあるかも』と食べています。そして、とろろも食べるのですが、どうしてかな〜
戻し方  大きめの鍋にお湯をわかす。
   ひょう干しを入れ沸騰したら、弱火にして、3〜5分位で火を止め、そのまま冷めるまでおく。
   黒い汁になるのと、塩を抜くために水を交換する。1〜2回で抜けます。
調理方法 
1 オイル、油揚げ、糸こんにゃく、にんじん、竹輪などお好みの材料を入れて、煮浸しにする
2 戻したひょうを食べやすい長さに切り、生姜醤油をかけて食べる。
3 畑からとってきたひょうを、茹でて、からし醤油で食べる。少々ぬめりと酸味があり、美味しい