Gallery 《スマトラ沖巨大地震・ニアス島地震》

 *インドネシア 【スマトラ島】 近辺の地図は 【ここ】 をクリックして下さい。 (申し訳けありませんが、地図の操作はご自身でお願いします)
【また、スマトラ沖巨大地震 (M8.7) ニアス島で発生、津波も同時発生】 インドネシア MAP
2005年3月28日、午後11時10分頃 (現地時間) インドネシア・スマトラ島西沖のニアス島付近で巨大
地震が発生しました。(上の地図参照)
周辺の島々で高さ3メートル程度の津波が発生。 カラ副大統領は 『千人から二千人の犠牲者が出る
可能性がある』と云っている。
昨年の12月の地震で22万人もの死者を出して現在も救援・復興中に起きた再度の巨大地震である。
ニアス島について、
北スマトラ西海岸の沖合い125km、ニアス族が中心で総人口約60万人の島である。
同島は自然と巨大石文化で世界に知られており、若者にはサーフィンのメッカとしても人気を集めている。

【地元の新聞より】
地震発生から2日が過ぎた30日、最大の被害を受けた北スマトラ州ニアス島では、瓦礫に埋まった
子供やお年寄りを救おうと、住民達の手作業による救出作業が始まった。
ニアス島には重機は殆どない。鉄棒や金槌でレンガをたたき、倒壊した壁を砕こうとする人々。
瓦礫の下からは、子供の泣き叫ぶ声が聞こえるが、作業は進まない。
島には大きな病院もなく、政府や外国の緊急支援を期待する住民の間に焦燥感が広がっている・・・

【雑感】
国連、諸外国からの救援・援助だけが頼りの同島だが、インドネシア政府は前回、そして今回の国際救援
や援助に対して、ただテレマカシだけではすまない筈である。 さて、何を見返りに出してくるのか ?
とにかく、諸外国の要望は一切、拒否する国家体質に変化はあるのだろうか・・・・

【今回の地震画像です】
スマトラ沖地震 (1) スマトラ沖地震 (2) スマトラ沖地震 (3)

【テロの次は何と!『天災』 スマトラ沖巨大地震 (M9.0) そして、インド洋津波】
2004年12月26日午前8時(現地時間)に一瞬にして犠牲者22万人、被災者500万人以上にも
及ぶ巨大地震がインドネシア・スマトラ島北部沖で発生した。
そして、連鎖的・複合的に起きた一連の大地震で、マラッカ海峡からアンダマン海、インド洋に向けて
大津波が、同時に発生した。
この大津波はスマトラ北部、タイのプーケット、マレーシアのペナン、バングラデシュ、インド南部、
スリランカ、モルディブなどの海岸を襲った。被災国は12カ 国にも及ぶもので、全世界の人々が天災
の恐ろしさを震撼したのである。

『食事中の方には申し訳けありませんが、これが現実なのです。 各サイトより集めてみました。』
『以下は全てインドネシア・バンダアチェ市 (スマトラ 最北端) の画像で インドネシア だけで20万人以上の犠牲者』
『津波のアニメをご覧になりたい方は ここ をクリックして下さい。』

【津波来襲前のバンダアチェ市 (インドネシア) 】
バンダアチェ (1)
【津波来襲後のバンダアチェ市 (インドネシア) 】
バンダアチェ (2)
【追加画像です】
スマトラ沖地震 (4) スマトラ沖地震 (5) スマトラ沖地震 (6)
【追加画像です】
スマトラ沖地震 (7) スマトラ沖地震 (8)
【追加画像です】
スマトラ沖地震 (9) スマトラ沖地震 (10)
スマトラ沖地震 (11) スマトラ沖地震 (12)
スマトラ沖地震 (13) スマトラ沖地震 (14)
スマトラ沖地震 (15) スマトラ沖地震 (16)
スマトラ沖地震 (17) スマトラ沖地震 (18)
ここは大量虐殺現場か ! 放置された幼い子らの遺体。

以下、実際に現場に行って取材したある紀行作家の記事を抜粋しました。

 死体が腐っていく臭いを嗅いだ。身体全体がしびれ、動けなくなる。最初は息を止め、遺体
にカメラを向け、シャツターを何度も押していた。だが、しばらくして、ファインダーをのぞくこと
が出来なくなった。
 バンダアチェ空港の近くでは、バナナ畑をつぶし、ブルドーザーで穴を掘って埋葬所を作り、
2000体の遺体を埋めたという。
 津波の水が引いた水田から腕や足が大きく膨れてこげ茶色に変色している遺体、がれきの
下から突き出した手が見える遺体、水路にうつ伏せになったまま水路に浮かんでいる遺体、
小さな子供の遺体。これでもか、これでもか、と視界に入ってくる。
 私はいつの間にか遺体にカメラを向けられず、見る事も避けるようになっていた。
 がれきの積み重なっている場所が果てしなく続く。歩きながらあの臭いがしてくると、前を
歩いている人に、『右か、左か』と聞く。『右』と答えが返ってくると、『左』に目をやり前へ進む。
 しかし、遺体を見ずに町を歩くことは不可能だ。
 このバンダアチェは震源地から300km離れている人口20万を超える大きな都市である。
 そして、2日現在、1万5000人以上の住民の死亡が確認された。
 まだ、放置されたままの遺体やがれきや泥の下に埋まっている人、津波に流されてしまった
人など未確認の死者はその数に含まれていない。
 一体、この町、バンダアチェだけで何万人の人が死んだのか分からない。
 ほとんどの地域で死体が放置されたままだ。破壊の規模が大きすぎ、全く回収作業が追い
つかない。そのうち町全体で、コレラなど伝染病が流行するのだろうか。恐ろしいことが、
今、始まろうとしている。