2017_06_20


    IHクッキングヒーター


    IHクッキングヒーターを導入。
    建材に関わる電化製品にはしばしば見られることですが、ネット上の製品価格が目を疑う程安いのです。わが家のエアコンも、ガス湯沸かし器も、ネットで取り寄せ設置してもらいました。私の家の近くには商品展示店舗を構えない町の小さな電気屋さんが点々とあって大切な存在です。
    今回のIHクッキングヒーターも店頭価格では15万から20万ほどします。しかしパナソニックKZ-F32AKは32,580円とスマホの半額ほどで買えてしまいます。 サイズも確認しましたが設置できるようです。

    セッティング方法についてネットを調べると、先行者が記録を公開してあり(参考サイト1参考サイト2参考サイト3九州電力)。これを参考に次のように進めていきました。

  • 九電長崎営業所にメールで問い合わせ。電話がかかってきて丁寧な応答。その要点は次のとおり。
    • 50Aのままでいけるかもしれない。ブレーカーが頻繁に落ちたら60Aに変える方法もある。
    • 九電は変更するか否かの下見は実施していない。
    • 50→60Aに変更した場合、基本料金が現在の1458円から291円上がる。また一般的にIHクッキングヒーター設置によって電力料金は月1000円ほど上がる。この分はガス代も安くなると思われる。
    • システムキッチンには規格だから合うはず。
  • ネットでIH取り寄せ(注文した翌日夜に到着)。
  • 地元の電気工事店に見積もりをとる。
    「ネットで取り寄せたIHクッキングヒーターの配線はなさっていただけますか? その際に50Aから60Aに変えたいと思います。見積もりをお願いしたいのです」
  • 電気工事店……屋内を見て、「50Aのままいける」。
  • 工事日程が決まれば、事前にガス会社に依頼しガス台元栓止め。
  • 電気工事店の配線工事。
  • 自分で本体を設置。なんてことありません。機器の設置方法は各メーカーがネット公開してますので、事前にみておきましょう。

     

    6月20日、IHクッキングヒーター設置。
    配線費用2万円、ガス元栓止費用約3千円。これに本体34,495円を加えて、総計約6万円。
    設置は自分で出来ました。ただし、前面の下スペースがぽかんと空くので前パネルの取り寄せが必要です。

     

    価格ってなんでしょう。街の小売店も大変です。
    ちょうど、音楽業界に曲のダウンロード供給が入ってきたことによってミュージシャンはCDが売れなくなって、ライブ中心に変容したように、街の電気屋さんたちは、物品販売から、設置や修理という技術料で食べる時代になってきたのだと思います。
    本当はそうした状況に呼応するように、街の電気屋さんはサイトをつくって、技術料の明示されればいいなと思います。けれどクッキングヒーターやクーラーや照明といった設備の設置は、現状として発注の多くケースが、建設業者から電気工事店にオーダーする構造であり、最終消費者からのオーダーを直接受けるケースが少ないんですね。

    設置業者の存在と価格が平易につかめないことで、多くの人は自分自身による購入と手配を諦めているわけで。そこをあえて分け入り学んでいきますと、シュミレーションゲームをしているようで楽しいものです。

    また、今回改めて思うのは、家を購入するときが、一番ドンブリ勘定だなと。多くの人は、子細の検討なしで人生で一番高い買い物をし、生涯ローンを背負って生きています。IHも含め建材の実働価格は、一般消費者が目にするものとは別ものです。多くのケースにおいて、一般消費者は家購入の際に、実体価格に基づいた詳細の詰めなしで購入しています。

    「そんな詰めていく時間はない」とおっしゃるでしょう。
    そうなんですよね。人生ってなんでしょうね。大きな買い物は楽しいわけで、そのために時間が取れない私たちの人生ってなんでしょうね。何かがおかしいと思いませんか。自分の頭で考えることのできない現代人の時間の組み込まれ方、そして人によっては、自分の頭で考えようとしない習性になった現代人の思考法。人生ってなんでしょうね。

     


  • 2017_03_19

    本棚をつくる



    狭小なわが家にはスペースがなし。空きのある空間にジャストフィットする本棚をつくるしかない。というわけで、Illustratorで図面を描いて、ホームセンターで材料をカットしてもらい、組んでいきます。経費は1万円ぐらい。


    ほい、できました。こんな感じでわが家には、空間ジャストフィットの手作り家具が少なくありません。

     


  • 2017_01_23

    渡辺力デザインの「小さな時計」


    わが家の壁時計。その名のとおり小さい。この置時計ぐらいの小さいヤツが、わが家のリビングの壁時計です。
    当初、壁時計はもっとデザインの個性的なものを考えていました。「ネルソンクロック」ですとか、アルネ・ヤコブセンの「バンカーズ」ですとか。
    けれど部屋を見ていますと、なかなか合わせることができなくなってくるのです。派手なネルソンクロックが部屋に掛かると、その部屋は持っていかれて「ネルソンクロックの部屋」になってしまいますし、バンカーズは狭い部屋にはサイズが大きすぎます。
    そんな訳で、長いこと壁時計のない生活をしていました。部屋の一部として溶け込むこと。そしてすぐに時間が分かること。で、ネット上で渡辺力の「小さな時計」に出会うわけですが、その後、上京した際に東京ミッドタウンで実物を見て購入してきた思い出があります。
    部屋と同じ白い色。数字も白。けれど陰影で一目で時間が分かります。

     


  • 2016_12_08

    照明デザイン

    私の自宅はリフォームの際に、自身で照明デザインして図面に落とし、ライト類はネットで取り寄せたものを業者に設置してもらいました。照明は光度や特性が掴みづらくて難しく、やたらと調べたことを憶えています。主眼は、一部屋に複数の照明器具を取り入れる多灯分散。一器具での全体照明は避けました。室内設計細部に投資するより、照明に凝る方がコスパはとても高くなります。

    たとえばダイニングキッチン兼リビング一室だけで、約10個の照明。もちろん一つ当たりの照度は押さえ、食卓にペンダントライト、コタツにスポットライトをと、必要な箇所に光を足しています。

     


  • 2015_02_08

    コタツ


    人間をダメにするソファーと呼ばれている商品があります。一旦これに体を任せるともう立ち上がる気力さえ失わせてしまう心地よさのソファー。コタツというのもこの部類に入るものでしょう。
    わが家のコタツは一辺60㎝の極小コタツ。これに大きめのコタツ布団を付けて冬場になると各辺にたっぷりと広がる布団に身を寄せてぬくぬくと過ごしています。現在のコーディネイトを思いつくまで、わが家には長いことコタツを置いていませんでしたが、やってみたところ極楽。コタツにスポットライトを当て、家族が自然と集まる場にしています。

     


  • 2014_12_12

    ワークデスク


    どう動くのか。どう使うのか。どこで食べ、どこで会話し、どこで本を読み、どこでパソコンやTVを観て、どこで音楽を聴き、どこで眠るのか。そしてそれはどんな時間帯か。
    パソコンについて考えてみましょう。ネットに繋がったパソコンは家庭で共有スペースに一台のみを置くべきだと思っています。隔離された部屋に置いては問題も生じやすいので家族と共有するスタイル。けれど他の者の目線に常にさらされているのも機能上よろしくありませんので、ディスプレイの角度が決まってきます。
    そこは家族の情報収集センターになりますから、書物も近くにあったが便利ですし、各種ワークができるようにある程度広いデスクが必要になります。複雑な配線のためには通常の机では不便。そこでボックスに長い板を置いただけのデスク。また狭い部屋を広く感じさせるためには、全体を低く抑えることが大切ですのでソファーに合わせた高さに決まってきます。
    夜の照明は主室のリビングを明るめにして、こちら側を低めに。そこでデスクライトを設置。
    楽しいゲームのような思考です。

     


  • 2014_12_11

    玄関を本棚に

    DIYがマイブームになっています。いつかやろうと思い手つかずだった箇所が減り、この極小住宅にはそれほど残っていません。懸案事項の一つとして残っているのが玄関。家のファーストインプレッションを与える場所が未だにすっきりいっていません。
    ここで言うファーストインプレッションとは、誰のものかと振り返ります。そう再考すると、お客様ではなく、家族のものにしたいと。お客様に「どうだ観てくれ」という面構えをしているのではなく、家族が家に帰るたびに確認する「私の家」というものを調整する場所。では私はどんな要素をわが家に求めるのでしょう。思いつくままに列挙してみます。
    安らぎ、親しみ、清潔感、知性。
    改めて挙げてみて「へ~ぇ」と自分でも一種の感慨。
    さらに「安らぎ、親しみ、清潔感、知性」のある空間と聞いて頭に浮かんだのは、長崎市立図書館の閲覧スペースの隅っこ。「へ~ぇ」。ここで飲み食いもできれば最高。ということは図書カフェ? 早速検索(クリック)。「へ~ぇ」。いろんなヒントがありますね。
    玄関の狭い空間に本を置く。なるほど……。わが家の場合、玄関を経由して各室に行き来しますから、ひょいと手に取る雑誌などを置いておくのは理にかなっているかもしれません。靴箱をリペアし、その上に雑誌を並べ、A4大の丸みのある石を二つに切ったブックエンドで支持っていかがでしょう。また靴を散乱させないような仕組みも考察……。

     


  • 2014_12_10

    市松模様……江戸庶民文化とポップ


    トイレ床を市松模様に張り替えました。素材はクッションフロア。施工法はサイト上にたくさん載っています。最近は動画での解説が多くなってきましたので助かります。
    市松模様。世界的には紀元前から存在し、日本でも古墳時代から認められている柄です。市松模様と呼ばれるようになったのは、18世紀中頃、歌舞伎役者の初代佐野川市松がこの柄の袴を用い人気を博してから。
    これ以後のチェック柄と、それ以前あるいは他地域のチェック柄はテイストが異なります。市松模様はポップ。まるでウォホールの作品のようにポップです。
    日本の江戸庶民文化が近現代美術史に与えたインパクトは広く認知されています。それは庶民文化の大輪が開いた江戸の持つポップさの賜。誤解を恐れずにいうなら、江戸庶民文化はポップという意味合いで浅いのだと思います。歌舞伎のメイクは、人間の本質が善悪混濁することを前提に書かれる純文学等と異なり、悪役が青、正義役が赤と最初からまるで戦隊物TV番組のようにパターン化され美しいほどに浅い。そんな浅さは江戸庶民文化に遍く浸透していまして、なおかつその基盤の上に日本人特有の類まれな技が注ぎ込まれていきました。ですからこそポップさが正面に出て世界のアートシーンに強烈なインパクトを与えることができたのだと思います。
    とまあ、そんなポップなテイストのトイレに変身。なお写真のブラックの部分が赤いならキュブリック・テイストになります。

     


  • 2014_12_07

    選び購入する楽しみ


    家づくりの時ほど大量に品物を購入することは生涯で他にありません。例えば、コンセントカバーやトイレットペーパーホルダーから照明器具、漆喰の種類に至るまで自分で選んでいくときの楽しさ。私がよくやっていたのは「部材名 デザイン」と入力した検索です。コンセントカバーでもこれだけの商品があるのですよ(クリック)。自分の既知世界がいかに偏狭であるかを思い知らされます。
    それらを選定してはガンガン購入していきます。これでもかというほど買いますので、物欲が大いに満たされます。
    工務店にやってもらうと、いくつかの部材や間取りの検討はありますが限られた感じです。といいますか条件を伝え依頼した後は基本的に口出ししない方がいい。デザイナーなどの才能を最大に発揮してもらうというのはそういうことだと思っています。
    そんなに大量なアイテムを選定するのならば、時間がかかるじゃないかとおっしゃる方がいるでしょう。そのとおり。ニンマリと相好を崩して長いこと過ごすことができます。人生最高額の買い物をするというのに、その過程を楽しまないなど愚の骨頂です。この間、賃貸住宅に住み、現場に通っては選び購入し、つくっていきました。私の場合、半年ほどその状態で通っていたと思います。

     


  • 2014_12_06

    北欧デザイン史


    北欧は厳しい冬を過ごすため、住環境を重視する文化が育ちました。あの北欧デザインの世界。雪の中、暖かい室内で長い時間を過ごすには、住居空間に手を加えていくこと自体が楽しみになるのでしょう。歳をとるにしたがい私も体感しつつあるところです。厳冬烈夏は室内が一番。
    フィンランド人は昔サウナに暮らしていたと聞いたことがあります。今でこそ浴室ですが、住まいそのものであったと。寒さをしのぐために室内で焚き火をしていたことが、スモークサウナの起源であるとのこと。
    では、いつから現在につながる北欧デザインの潮流が流れ始めたのでしょう。
    そのためには、北欧には室内に閉じこもる時間が長いために高度に発達した伝統的手工業があったことを確認した後、話の舞台をイギリスに移す必要があります。19世紀イギリスでは産業革命による粗悪品への反感から、生活と芸術を一致させようとするアーツ&クラフツ運動がはじまりました。この芸術運動は20世紀ドイツのバウハウスへとつながります。やがて波は北欧に到達し、その機能性と伝統的な職人気質が融合して、シンプルでクラフト的な温かさをもつ北欧デザインが生まれました。
    第二次世界大戦で焦土とならなかったアメリカに戦後大消費時代がやってきます。北欧はここにインテリア製品を輸出。これらはやがてミッドセンチュリーのトレンドの中に受け入れられていきました。

     


  • 2014_12_04

    半DIYリノベーション

    実家は設計士が入ってつくった建物です。ですから自分の手で改造する気になれません。たぶん、多くのお宅は工務店や大工さんにつくってもらわれているでしょうから同じ思いでしょう。プロがつくった建物は素人の安易な介入を拒んでいる立ち姿をしています。

    一方、私の住まいは中古マンションを購入し、Adobe Illustratorを使って自分で設計図を描き、多くを自身でリペアし、できない部分を施主支給で大工さんに施工してもらいました。ですから今でも自身で作り直し手を入れていくことが当たり前な感覚でいます。
    半DIYリノベーションをやってみての感想。
    結論から書きますと、とても楽しいものでした。どのくらい楽しいかといいますと、こんな楽しいことを人には譲れないと思うほどに。巨大なプラモデルを組み立てているような感じとでも言っておきましょう。

    そんなこんなで、わが家は住宅ローンは利用しませんでした。そのコツ。
    若い頃に貯金をする。格安の中古マンションを一括購入。自分でできない躯体(壁除去など)は個人の大工さんに依頼。施主支給など、ぼちぼち自分でできることは自分でやる。以上。ローンの必要なし。これやってなかったら、数千万円の上乗せが必要だったでしょう。わが家の生涯設計が変わっていたでしょう。
    それに、既製品の服ばかり着たいって思いますか? 自分にジャストフィットする空間をつくりたいと思いませんか? それを新築の設計でできると思いますか? 皆さん、飼いなれた消費者になってはいけません。あなたの人生はあなたのものです。そのためには学びましょう。
    またこの過程で学んだ様々なスキルで、以後も家修復ができるようになります。人生は学び。学びは楽し。

     


  • 2014_12_03

    二重窓


    寒波がやってきていますね。と言いましても今度の日曜日は二十四節気では大雪(たいせつ)にあたり、暦の上では北風が吹き平地にも雪が降る頃とされていますので当然と言えば当然。けれどまあ突然に。
    さて昨日、内窓を設置しました。わが家は四側面のうち二側面がガラス張りのグラスハウス。そのため世界三大夜景と称する長崎の街を堪能できる楽しみはあるのですが、いかんせん冬場は寒い。その寒さには尋常ならぬものがありまして、簡単に言いますと一室が機能不全に陥ります。これを和らげんとネット上に散る様々な知恵を集め、冬を越してきていた実態があります。
    ガラス張りの家って特別な設備を設けないと半端ない寒暖変化の影響を受けます。かのフィリップ=ジョンソンのグラスハウスも、隣接するブリックハウスの地下に設置された空調システムがあってはじめて成立するわけでして。
    内窓の製品名はインプラス 一般複層ガラス
    で、どうか。結論から書きますといい製品です。あたたかい。明らかに効果があります。第一に隙間風が激減します。エアコン一つで暖房できます。昼間はエアコンなしでOKとのこと。
    静寂さも。朝、ブラインドを降ろしていると、雨が降っていることに気付きませんでした。
    ライフスタイルが変わります。
    今回の設置は業者さんにお願いしました。隙間風があっては一大事。
    なお私が参考にしたサイトはこちら

     


  • 2014_12_01

    ペイント


    DIYで室内を時折塗っています。
    たびたびどんな塗料で塗っていたのか忘れることがありました。
    私の家の場合、ホワイトが基本なのですが、ホワイトぐらい様々な色味がある塗料はありません。そこで最近は購入してきたらすぐに写真を撮ります。そういうふうにストックしていきますと、改めて各種の塗料を使用していることに驚きます。
    私の場合、筆の扱いは少々得意とするところで、多少な箇所でしたらマスキングテープなしで塗ることができます。絵を描いていてよかったなと思う実利の一つ。そんなこともあって、汚れてきた所は気軽に塗っています。気持ちがいいものです。
    今回8年間先送りしていたトイレドアの塗り替え。実に狭い空間にシンプルなドア。

     


  • 2014_11_30

    ハロゲンからLEDへ


    わが家リビングのハロゲン電球が切れました。換えを購入しようとして、待てよと。この時代、ハロゲン電球の代替LEDが発売されているのではないかと思い至ったのです。
    それで、ハロゲン電球の型番「JDR110V27W/K5M-PDの代替LED」と入力して検索すると、即座に答が見つかりました。ありました。LED電球の型番はLDR4L-M-E11/2。
    メーカーサイトからの引用。「省エネ・長寿命 : 新製品の「ハロゲン電球形4.2W」と当社JDRハロゲン電球とを比較すると消費電力を約88%削減できます。また、JDRハロゲン電球に比べて約4倍の長寿命なので、取替えの手間を大幅に削減できます。」
    実売価格の比較。ハロゲン1000~2500円、LED2800円程度。
    さっそく購入。光の質も気に入りました。これはいい。ノーベル賞もらうはずです。

     


  • 2014_11_23

    玄関プラント


    金属製ドアが武骨にはまった味気なく狭い玄関。陽の光も届きません。有り様によっては納戸。
    購入してすぐに自分で漆喰を塗りました。塗っている最中に転倒骨折も。半畳程の靴を置くスペースにも白系ストーンを敷き、わずかな光でも明るさがまわる空間にしました。一日中弱いLED電球をつけています。
    けれど未だに満足のいかない空間の代表格がここです。
    ライトも手つかずのまま。公開された有名建築家の自宅をいくつか見ました。たとえば前川國男宅の玄関には実にシンプルな照明がしつらえてあったので、それでいいのかなとも思ってもいます。ライトが空間を張るようになるのも確かにどうかと思います。
    そんな中でやっと気に入った玄関用プランツに出会えました。植物名はオオタニワタル。わが家でも屋外に植えていましたが、この植物の特性を私はつかめていなかった模様。一日中陽が届かぬわずかな照明空間で育てると、写真のようにヤケがでることもなく美しい黄緑になります。

     


  • 2014_11_22

    ソファー


    狭い住居。ソファーは背もたれが低いものを採用しています。狭小な部屋に背もたれの高いタイプを持ち込みますと、視線を遮りうっとうしさが出ます。また、横に面積の広い黒を置くことで、空間が安定してくるように感じています。
    その前の白いテーブルは実はコタツ。気に入ったものがなく、購入するまで数年かかりました。探していたのは、作りがしっかりした極小サイズのコタツ。一辺600mm。多くのお宅ではこれより大きいサイズを置かれて、その上は物置化していることが多いわけで、じゃあそうならないように極小コタツを置いて、室内の色相を絞り込みすっきりさせようと。
    このアングルに写り込んでいるもので代替品で済ませているのは、コタツの上のフルーツボール。お菓子や果物を入れるぴったりとここに納まってくれるものを長いこと探しています。

     


    2013_10_22

    洗面コーナー


    洗面コーナーを作り直しました。このマンションに住み始めて7年目での作業。ビジョンが確定し、なおかつ時間がとれて、気合が入った時に一機にやる。イラストレーターで図面を描いてからの作業です。
    狭く日当たりが悪い場所。すぐに立ち去りたくなるような寒々しさ。横にはランドリーコーナー。ここは家人のための温かいスペースにコーディネイトし直すべきだ。そう気づくのに7年かかりました。申し訳ない。
    木材で被う。頭の大きなネジで止める。石鹸塗装を施す。壁面に女性の好む小物を入れる。シルバーの小物を配し空間を締める。という訳でできたコーナーが上の写真。
    デカいプラモを作っているようで至極楽しい作業でした。
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  • 2014_11_21

    システムキッチン


    写真の中のシステムキッチン。通常よりもシンクの上の棚をだいぶん低く取り付けています。一般的にこの棚は上部にありすぎ、そのために普段使わないアイテムの収納場所などのデッドスペースになっているお宅の多いこと。もったいない。わが家では普段使いの食器や調味料の収納スペースにしています。つまり家人の肩の位置が、シンク上の棚の取っ手のところにくるように設計し彼女が物品を出し入れしやすくしています。
    けれどこの低さに設置しますと、シンクなどが使いにくくなります。そこでシンクの付いた部分のシステムキッチン、つまり台の方を上部棚よりも200mm手前に出す設計にしています。
    この200mmの棚に調味料なども置けて便利。このアイデアは私のお気に入りの一つです。

     


    2007_03_25

    原型

    現在住まいとなっている空間に、初めて遭遇した日の様子です。
    売り物件があると聞いて訪れた私は、息を呑みました。前住者の生活はカオスを呈していました。
    倦怠感が澱のように溜まった空間。
    美意識の欠片もなく生活していた空間。
    けれど躯体の配置や眺望には私が求めていたものがありました。これら内容物を一掃し、ここに構築・展開できる空間の楽しさの予感を感じ、私はここを購入することにしました。