2011.5.19

紫色のオンパレード

なぜか今、紫色ばかり元気よく咲いている庭。

紫蘭あやめジャーマンアイリスクレマチスクレマチス半鐘蔓オダマキ都忘れ

これからバラ、花菖蒲、ニッコウキスゲ、も蕾を付け出番を待っている。
今年は野菜作りに熱が入らず、今収穫中のアスパラのほかあまり期待できそうもない。 それでもミニ菜園を空けておくのもと、中玉トマト、きゅうり、カラーピーマンの苗を少々植えてみた。

2011.4.7

漱石の坊ちゃんで有名な道後温泉に・・・。

JALではるばる四国までひとっ飛び、子供らにお世話になりながら松山周辺の有名観光地を廻る旅。 東京に兎の世話を頼みながら、東京泊を含めると6泊の長期になってしまった。 往復のJAL運賃、レンタカー、ホテル代大きな出費はおにいちゃん、宿泊は娘のマンション利用と皆さんにすっかりおんぶしたありがた過ぎる旅行だった。

初めてづくしの旅

羽田空港にて

今回の旅は初めてづくしで、羽田までのリムジンバスも初めて、ジェット機に乗るのも初めて、四国に渡るのも始めて、娘のマンションに泊まるのも、貸布団屋を利用するのも初めて、四国の山に雪があるのを見たのも初めて、レンタカーを使うのも初めて、カーナビも初めて、路面電車のある道の運転は40年ぶり、初めてづくしでなかなか頭がついていかず、夫婦二人してすっかり「大きな荷物を担いだオノボリサン」になってしまった。
今まで四国のことを良く知らなかったが、今回廻った松山周辺だけでも又ゆっくり歩きたいとても魅力的なところが多い。 今回人気の松山城はじめ、漱石ゆかりの道後温泉、正岡子規記念館、観音札所51番石手寺、大洲の臥龍山荘、しまなみ街道大三島の大山祇神社、と巡ってみてこれが四国のほんの一部とは、四国を満喫するにはたっぷり時間がかかりそうだ。
旅は天気に左右される。 同じところを廻っても晴れの気分はまた格別。 天気にも恵まれ家族全員楽しく過ごすことが出来たことに感謝、すべてに感謝。



松山城

今も往時の姿という松山城

ふもとからロープウェイやリフトが用意されているほど敷地が広く、山頂にある天守閣からは松山市内がぐるりと一望できる。 明日の目的地道後温泉はと探してみたが、案内板で方角は分かるが歴史的建造物「道後温泉本館」はビルの陰に隠れてか発見できなかった。
城内に鎧の体験コーナー「いざ、出陣じゃ!」がしつらえてあり、鎧兜と小道具が用意され図解の甲冑装着手順を見ながら装着し最後に旗指物を持ち床几に座って完成というもの、外人さんが「いざ、出陣じゃ!」体験中の若者を完成するまで食い入るように見つめていた。



子規記念博物館

子規記念博物館

これまで美術館や博物館を見学することはあっても、文学館の見学はまれである、歴史に疎いし昔の人の書いた字が難読だからだ。 今回子供に曳かれて入ってみた訳だが、NHKドラマ「坂の上の雲」で馴染んでいたこともあって楽しく拝観。
子規の書を読みこなせるわけではないが、字姿はいかにも書きなれた自然な筆運びで迷いがなく、素直なうつくしい字だと思えた。

石手寺

観音札所51番石手寺

国宝、重要文化財も数多く有している三重塔がある人気のお寺。
鐘付堂で思い切り鐘を衝かして頂き、気分爽快

臥龍山荘

小京都大洲の臥龍山荘

明治の富豪が贅を尽くして作り上げた日本建築の極めつけ。
桂離宮、修学院離宮、梨本宮御常御殿などを参考に当時一流のの建築家、大工、名工に依頼して作られた名建築。 肱川の景勝地臥龍淵の立地を生かして建物や庭を配し、四季を通じて楽しむ工夫が施されている風流な庭園。

大山祇神社

しまなみ街道大三島の大山祇神社

国宝8点他重要文化財多数、刀剣甲冑などの武具数は日本一といわれている。
女二人はおみくじを引き、娘はおみくじの解釈に頭をひねっていた。 神社の裏山には子供を遊ばせるのにもってこいの「安神山わくわくパーク」があり、しばし瀬戸内海をながめ神社奥の院へ参拝して、JR今治駅へ戻った。

東京スカイツリー

旅のおまけ

東京見物
四国へ行く途中東京の義兄夫婦のところで2泊お世話になり、帰りの一日は東京スカイツリー見学に連れて行ってもらい墨田公園の桜やら浅草の賑わいも十分体感させてもらった。
権現堂堤の桜権現堂堤の桜
帰り道、国道4号線から幸手の方面に入り桜の名所「権現堂堤」に初めて立ち寄ってみた。
まだ2分咲きというところだったが、残念ながら夕暮れ時に入ったので桜を楽しむというところまで行かず今回は場所の確認といったところ、例年なら夜間照明もついて夜桜と風情がありそうなところだが、今年は東北地方大震災ということでここでも桜祭りは自粛しているようだった。
留守中の手紙
家に立ち戻りポストを開けてびっくり、後輩のEbi君から届いたはがきにさっき見てきた「権現堂堤」の写真がプリントしてあり、「NHK短歌」に投稿し入選したという知らせ〔NHK教育テレビ 4月24日(日)6時〜6時25分 再放送4月26日(火)15時〜15時25分〕が入っていた。 Ebi君「NHK短歌」入選おめでとう!

短歌Ebi君作

2011.3.24

地震の後始末

地震の後始末

レンガ積みなおし壊れた焼き物の処分はとっくに終わり、窯の手当てをすれば焼き物作りが始められる。 今日は焼きついた煙突を外し、窯と煙突のジョイント部分のレンガを積み直す作業。 明日は、大きくなった窯のひび割れに断熱材を詰め込みバーナーに点火して、全体の調子を見て窯の修理を終える予定。 一日外で仕事をしていたので、花粉をたっぷり吸い込んだのか鼻水がひっきりなしに流れ落ち鼻が痛いほど、目もしょぼしょぼになってしまった。 花粉の被害も相当なものタスケテー
2011.03.25  追記
窯のひび割れ

窯のひび割れ

地震で窯にひび割れが出来た。
大きい割れは、煙突との境にあるレンガ、奥の壁面中央の縦に走るもので、前からあったひび割れが広がってしまった。 その他、小さな割れがあちこちに出来たみたいだが、天井のアーチ部分に細かいひびが集中して出来ちょっと心配している。
ひび割れが多くても窯焼きに支障ないとは思うが、とりあえず次の素焼きでよく観察しながら、ふりものがでないように注意して本焼きに備えようと思っている。

バーナーの調子

ひび割れにセラミックウールを詰め窯に火を入れ、ガスの状態とバーナー8本のバランスを確認。 異常なし。 今回の地震でたくさんの方々から「どうですか?」とお電話やメールいただきました、ありがとうございました
益子でも民家の屋根や塀、陶器を扱っている店や窯元では商品や窯に被害が出ました。 窯元のなかには、登り窯が崩れたり、ガス窯が大きく移動してしまって使えない状態になっていたり、製品がほとんど落下して割れてしまったりと大きな被害を蒙っているという話もありますが、 我が家では、棚や倉庫に積んであった焼き物の被害も小さなほう、窯も煙道の崩壊がありましたが自分ひとりで治せる程度で少しづつ後片付けして行こうと思っています。
「窯の修理を早くしたいのは山々なれど花粉の最盛期に外で仕事をしたくない」、と言い訳しながら一日伸ばしにしている。

2011.2.3

陶うさぎ交代(2/3)

作陶展日記

DM写真に載った陶うさぎに変わって、 ニューフェースの陶うさぎをデビューさせた。
2羽目の陶うさぎ
「DM写真の陶うさぎが欲しい」というお客様がいらしたので会期中は飾らしてもらおうか迷ったが、今回同じような大きさでもう一匹作っておいたことでもあり、この仔を代役に起用してお客様に説明できるということで、せっかくのお話、気に入っていただいたお客様にはお持ち帰りいただくことになった。
そこで登場したのがとっておき(?)のこのウサギ{/!!/}

2011.1.21

作陶展のDM(1/21)

去年から2年がかりで育てた釣鐘草

室田嘉一郎作陶展のDMが出来た

2月2日オープンで2月末までと会期も文面もほぼ昨年とほぼ同じ、写真撮影とデザインは自身で行ってみた。
陶うさぎのDM
作陶展案内

今年のDM送付は260枚

金額も馬鹿にならないが年賀状を欠礼している我が家としては、一年に一回消息を伝える年賀状代わりにもなっていると勝手に思い込むことにしている。 DMを迷惑と思われているかも知れぬが、ネタ切れの中で作品選び、期日に間に合うように仕上げること、毎年それなりの苦労をしていることで勘弁して欲しい。 どうやら、24日宛名印刷を終了25日発送とここまでまずはめでたし・・・。

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