室田嘉一郎は益子焼の伝統的な柿釉、糠白釉、黒釉などを生かした「民藝陶器」を手がけ、今回で10回目の作陶展になります。 嘉一郎の作る民藝調益子焼は少数派になりつつありますが、最近では「お年寄りには懐かしく、若者には新鮮に映る」ようです。 今回の個展でも、釉薬を生かし偶然出来た面白い線や、窯焼によってそれぞれ違う焼き上がりの色、釉薬の組み合わせの妙味を感じていただけると思います。会場ではどうぞ作品を手にとってじっくりお確かめください。 他にルリ釉、練込作品、試作品などを含め、食器や花器など約300点準備しております。
2009年作陶展DM
発熱を考え、25ワット以下で使う照明器具で、明るさが欲しい場合は蛍光灯、ムードを楽しむ場合は白熱電球を使用します。
7年前作ったことがありましたが、その時は手の付け根と胴体部分にキズが出来失敗しました。
今回再チャレンジしてみました。
思っていた以上の焼き上がりで満足しています。
4種類の練り込み紋様を張り合わせて作った八角鉢です。
内部のみ透明釉で施釉してあります。
成功率2/4でした。
今年も干支紋角皿「丑」を作りました
黒柿釉干支紋角皿A | 黒柿釉干支紋角皿B |
柿釉面取り急須 | 練込楕円鉢 | 瑠璃釉打紋壺 |
瑠璃釉面取り菓子鉢 | 柿釉青十字流し象嵌皿 |
黒釉面取把手花生 | 糠白釉ドリップポット |
「手づくり工房室田嘉一郎の益子焼」へ戻る>室田嘉一郎作陶展の記録 >2009年「作陶展のご案内」より