民芸益子焼 手づくり工房 室田嘉一郎
練込板皿 作陶展2006より
練込板皿
( 32cm x 21cm )
3種類の粘土を張り合わせて模様を出した皿で、この手の仕事は合わせ目でキズを出しやすく、
しかも大きくなるほど成功率が下がります。この大きさは今回は初めてで、5枚作って3枚キズを出しました。
キズになりやすいことは分かっているので、つくり、乾燥、素焼き、本焼き全てに注意を払い時間もたっぷり掛けたのに残念、
まあ「とれたのはたった2枚でも大成功」と思うことにしました。
この作品では透明釉を掛けた部分と両サイドの無釉部分の対比を楽しみたいと思いました。