しびんちゃ
カゼトゲタナコ
「しびんちゃ」はたなごのことです。
菊池川水系には5種類くらいのタナゴが生息しています。
本流に住めるのは、大型のカネヒラかヤリタナゴくらいで、ニッポンバラタナゴやカゼトゲタナゴ、アブラボテなどは支流か、田んぼの排水路を住処としています。
ほとんどセメントにの用水路が3コンクリートに改修され、水が不用な時は干しあがったり、産卵に必要な貝が住む泥がなかったりで、ほんのわずかしか住めるところは残っていません。
保護をアピールしたり、役所に働きかけることは、絶滅を早めるだけ、ひとが気がつかないところだけに生き残っています。
幸いなことにタナゴを飼育したり、ましてや買ってまで飼おうという趣味人がいない田舎なので、外国から持ち込まれたタイリクバラタナコとの交雑もなく、そのほかの中国産や国内移入のタナゴもいまのところいません。
下水道が整備されて水はきれいになってきたのですが、方々に開業した温泉施設の温排水で、グッピーやエンドラーズ、カダヤシなどがメダカの池や小川に住みつき色とりどりになってきました。
水槽で飼ってみると、やはりタナゴが一番きれいで飼いやすく、趣味の人も増えているみたいです、天然記念物以外はネット上で何でも買えるようになりました。
何年かすると、在来のタナゴはいなくなるでしょう。
カゼトゲタナゴ
カネヒラ
山鹿市の旧市街に"しびんちゃ館"というのがあります。
豊前街道の宿場町ということで、最近はパンフレット片手の観光客も多く見かけるのですが、ここには誰も来ません。
国土交通省が設置し山鹿市運営しているそうですが、鮒しかいませんでした。
10年前からあるそうですが、地元の人間も知らない施設です。
仕分けの対象となっているそうです。
店番のおじさんも、人が入ってくると面倒くさそうでした。
うちから沢山のタナゴとメダカなど持っていったら「今度水替えをする」と嬉しそうでした。
誰か持ってきてくれた"ギギ"の名札のついたアリアケギバチは40年ぶりに見ました。
ヤリタナゴ
ニッポンバラタナゴ
アブラボテ
水槽の魚の写真撮影はなかなかうまくできません。
明るくするとガラスが反射するし、魚はちょっともじっとしていません。
「誰でもどうやって撮るのだろう」思いながら夜更かししました。
結局やたら枚数を写して、後で手間を掛けて選ぶしかありませんでした。