セッコク(石斛)は、岩の上や大木に着生する着生植物で、栽培も容易で、特に珍しいものではありません。
 葉変わり品などを選別・命名する形で古典園芸植物として栽培され、現在も栽培されている品種が多いようです。
 主として葉変わり、姿や模様の変化を楽しみます、この場合、長生蘭(ちょうせいらん)と呼ばれます。
 「着生ランのフウラン(富貴蘭)と異なり、株分けや、古い茎を切り離してミズゴケの中で腋芽の発芽を促す「矢伏せ」により、株の増殖は容易である。」と言われていますが、自分はどういうわけかうまくいきませんでした。
 庭の木に着生させたものはよく育つのですが、ミズゴケ植えは大きくもならないし、増えることもありませんでした。

 シュスランの仲間やサギソウの仲間などミズゴケで栽培する蘭はいずれもうまくいきませんでした。
 遠方の山まで行き、ミズゴケを採ってきて、箱で栽培して増えるのですが、そのミズゴケを使用して植えたものはさっぱりでした。
 しかしここ5.6年前から何かうまくいくになり、ミヤマウズラやフウランナゴランなどとてもよく育つようになりました。
 理由は分からないのですが、無菌培養のビン苗の栽培にミズゴケを使のがよくできるようになってからだと思います。
 絞ったときの堅さと水遣りがうまくいっているようです、以前は堅すぎ、多すぎだったみたいです。
 下のセッコクは十数年栽培して初めて咲いたものです。
 ビン出しのシュンランなども、砂植えで施肥したものより、ミズゴケ植えで無肥料のもののほうが、早く大きくなり開花することが分かりました。
 園芸種はありふれていて、せっかく上達したミズゴケ植えのコツを生かすには勿体無いので、山出しの珍品を探し回ります。
 今思えば、シュスランや、ミユマウズラ、ナギランやクモキリソウなとど、栽培未熟なため超レアなものを数多く枯らしました。