2004.6月
第5回公演終了後数日して、小酒井からまごころメール(メーリングリスト)が届く。
「何か、いい歳こいてきちゃったので、家を継ぐことになっちゃいました」
誰もが冗談だと思ったが、笑えない事実と判明。
→帰るまでの間、メンバーが交代で連れ回しまくる。
2004.7月
一息ついた後、周りを良く見渡したら、メンバ1人1人と対話がしたくなる。
ゆきを「皆、本当は何がしたいんかな」
ヨヲスケ「やらせてみれば?」
次回公演のネタが何となく見える。
2004.8月
次回公演のネタも決まり、各部署が動き出した頃1本の電話が入る。
育未「あたし・・・・できちゃった♪」
ドびっくり。
すべての予定が修正される。
2004.9月
トータルメイクを考えながらひたすら待つ作業。
この頃はオムニバスの1本1本をメンバーがディレクターになって受け持ち、
本部がそれをまとめる『劇団内プロデュース公演』の形だった。
2004.10月
待つ待つずっと待つ。
→あまりにも暇なので、大輔と育未のゴールインイベントを思いついてしまう。
2004.11月
いつの間にか公演そっちのけでイベント一色になる。
ドンドン大掛かりになり、毎日再現VTRの収録に追われる。
2004.12月
ゴールインイベント開催。そこはかとない満足感が得られる。
第二回年越し蕎麦打ち大会。
2005.1月
ゆきをが殺人的な忙しさにはまる。
→公演を三月に延ばし、プロデュース準備を進める(実際には待ってるだけ)
2005.2月
ひたすら待つ。→ゆきを太る。
2005.3月
色々な我慢が限界ラーメン。
→ぶち切れたので“次回はプロデュース公演”の形だけ残し、
全てをネタ出しからやり直す。IN新宿プロント
またもやタイミングが良いんだか悪いんだか、ヨヲスケに映画の脚本以来が飛び込む。
2005.4月
育未出産。まごころに小さなアイドル誕生。
ネタは決まるがプロットが立たず、ヨヲスケと待山が煮詰まった話を続ける。
2005.5月
ゆきをが忙しすぎる為、むしろいない位の方向でプロットが立つ。が、
ゆきを「おもろない。」
→全ての時間を無駄にする発言大爆発。ヨヲスケ・待山、かなり戻ってもう一度考える。
2005.6月
役者陣のテンションを下げないように、小さなイベントを連発。
裏でプロットの練り上げ。
→小さなはずが、ドンドン大きくなり大誤算。
そんな事ばかりだと、いい加減気付いたほうが良い。
2005.7月
複雑なプロットが何とか形になる。が、今度はゆきをが理解できない!
→未だに理解できないが、理解できないくらいは面白そうなので、GOサインを出す。
2005.8月
二手に分かれて脚本を書く。ゆきをだけ暇。
→時々気がついたように茶々を入れる。
負けたような気がするのですぐに黙る。
2005.9月
全部のパートの第1稿があがる。
→気に入らない場所にリテイクを入れるが、うっかり全否定してしまいそうになり、小さくなる。
この頃から、今回の公演に関しては、ゆきをはプロデューサに徹し、
現場なり、実際に動かすのは脚本家ヨヲスケと、演出家待山に一任することに決める。
2005.10月
2稿がぼちぼちあがり始める。
ゆきを、前々から当たりをつけていた面子と、ちょぼちょぼ会う。
あいこ「あいこで良いならぜひやりたいです!!」
ゆうこ「待ってました、コンチクショー!」
ゆっこ「すぐに、事務所に聞いてみます!!!!」
→地味に実を結ぶゆきをの努力。女の子は確保できた。
2005.11月
男の子の確保に励む。狙ったあの子をひたすらナンパする日々。
劇場をいくつかあたる。小屋付さんが“うっかりいい人”だったので、「新生館シアター」に決める。
2稿があがる。
→部分採用。ヨヲスケ受難の日々続く。
2005.12月
オムニバスの為、各班分かれて稽古に入る。
酒好きのイケ面を見つけたので、甘い言葉を囁いてみる。
王子「あ…はい…判りました。」←面倒になったらしい。
男の子やっとGET。3稿UP、部分採用。ヨヲスケ太るw
2006.1月
待山の策略によりDS大流行。マリオカート大会が行われる。
→直線ドリフトを極めた者からボタンがいかれる。
スケジュールが合っても稽古場が見つからず知り合いのツテを頼りに色々な会社の事務所を使わせてもらう。
2006.2月
出来上がりにばらつきが出始め、待山とゆきをの衝突が激しくなる。
完成稿UP、ヨヲスケは休む間も無く小道具作りに入る。
ヒロユキ体は大きくなるが顔が小さくなる。
劇団HPをリニューアルする。流行に乗って「まごログ」開設。
2006.3月
小屋入りしてからのてんやわんやにゆきをが切れまくる。
手伝いに来ていた安元を巻き込んで小酒井が頑張るが、空回りの為ますますゆきをの期限を損ねる。
ヒロユキ、いろいろな重圧に負けに負けて頬がこけまくり30%イケ面化する。
まごころ18番勝負第6回公演『楽屋探偵パピコ』
打ち上げ明けにゆきをが倒れて集中治療室まで行く。
医者の至極自然な「死ぬよ」の一言に、ゆきを初めて音響現場に穴をあける。

まごころ18番勝負
第6回公演

『楽屋探偵パピコ』

演出/待山佳成
脚本/ヨヲスケ・待山佳成
ゆきを 中村豆千代 門田幸子
小林博之 宮本克哉
島ゆうこ 角亜衣子

舞台監督/小林博之 音響・効果/待山佳成 音楽/待山佳成
昭明操作/小酒井惣平 メイク/小町幸乃 制作/岩崎育未
会場/北池袋 新生館シアター