C. tukano Britto & Lima, 2003 (C. トゥッカーノ or "アッシャー")
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2003年にトゥッカーノ(tukano)という種小名が与えられたばかりのコリドラスですが、「アッシャー」または「アッシェ」という以前からの流通名の方が馴染み深いような気もしますね。ネグロ河上流域のコロンビア国境に近いティクイエ川が産地だということで、トゥッカーノという名称は、現地で自然と共存して生活をする原住民族の名前から採用されたとのことです。
近年になって初めて輸入されたコロンビア産のレイノルジィとは、体型的にも模様的にもとても良く似ていますので、どっちも好みという人も多いかもしれませんね。この手の体型のコリちゃんは、どこか繊細な感じがするというか、餌を食べるのも下手な感じで、動きもちょこちょことしているところが可愛らしいような気がします。わが家の「アッシャー」君は、今は混泳水槽で男の子が1人ぼっちなので、そろそろお嫁さんを見つけてあげるからね〜と思っているのですが、そう思い始めてからとっくに1年以上過ぎているような気も…(汗)もうちょっと生活にゆとりがもてるまで待っててね〜。
一時期入荷が減っていた時がありましたが、2005年の秋から2006年春にかけて、少しずつまとまって再入荷されるようになってきたようです。ただ、コロンビア産のレイノルジィは安定した入荷で、比較的安価で価格が落ち着きましたが、「アッシャー」の方は価格が以前の倍近くに上がってしまったような気がします。(今後はまた状況が変わるかもしれません)
背ビレがハイフィンになった個体は、「ハイフィン・アッシャー」と銘打たれて分けられて、さらに高い値段がつけられることも普通になってしまいました。(←あっ、これもショップのセレクト品として昔からかも。)
でも、通販の場合は個体を自分で選べないので、これはこれで良いところもあるかもしれませんね。
ここからは余談です。入荷量が減ったり、増えたり、波があることって、ワイルド・コリドラスではこの種に限らず、目立たない種でも良くありますが、値上がりばかりが話題になるものの、逆に以前と比べていつの間にか安くなって販売されているコリドラスもいたりしますし、購入のタイミングって気にしだしたら案外難しいですね!
今後入荷がないのかな〜と思うと、つい手が出てしまうこともあります(汗)
後で思うと、高い時に買っちゃったな〜とか、逆に安い時に買えてたのかもということをいろいろと経験していますが、自分が魅力を感じて連れ帰った子はやっぱり他には変えられない1匹なので、結局は、その時々のタイミングで、この子にはこれくらいの値段を出しても欲しい!って、自分の視点と興味で納得した時に購入しているのかな〜と思います♪
(2005年8月5日, かずみ&TA、2006年4月29日加筆修正, TA)
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右が上の写真と同一。購入時は伸びてたんですけどね〜 |
えだまめさんが大切に育てられたチビアッシャーです! |
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