C. trilineatus Cope, 1872 (C. トリリネアータス)
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Type locality |
産地
(後記載を含む)
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ペルー:アムビアク河(Rio Ampiyacu)、ヤバリ河(Rio Yavari)、ナナイ河(Rio
Nanay)、フイトヤク河(Rio Huytoyacu)、ヤスニ河(Rio Yasuni)、エクアドル:パスタサ河(Rio
Pastaza)、ブラジル:アクレ州・アクレ河(Rio Acre)水系、コロンビア:カケタ(Caqueta)県・オルテグアザ河(Rio
Orteguaza) |
一般的な通称 |
コリドラス・ジュリー |
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写真は実家で飼っていたトリリネアータスです。私が最初に購入したコリドラスで、飼い始めたのが2000年だったから5才ですね。もともと魚の飼育はお祭りの金魚すくいで連れてきた金魚が始まりでしたが、それからグッピー飼育にハマって、その頃に、実家の目の前にある金魚屋さんでコリドラスに出会いました。良くあるように水槽のお掃除屋さんとしてのお迎えだったのですが、まだ結婚前の旦那が私の家に遊びに来ると、グッピーよりもコリドラスに興味津々でした。コリちゃんが好きな理由を聞くと、「ヒゲが生えているから…」だそうです(笑)。その後、彼の誕生日にコリドラスをプレゼントしてあげたのが、ますますその魅力にハマるきっかけになったのかもしれません。
当時お店で最初に目に入ったコリドラスがこの写真の子でした。水槽の片隅で1匹だけ寂しそうにしていて、「これってお掃除してくれるコリドラスですよね?」と店主に聞いたら、「そうですよ〜」と言われたので、この子を網で掬ってもらいました。その後で良くみたら別の水槽にも色の違うコリドラスがいて(多分、赤・白・パレかなと思います)、いろいろな種類がいるんだな〜と初めて気付いたのですが、この子の頭の上のウニウニとした迷路模様や、背ビレの丸いブラックスポットが妙に独特に思えて、なんとも言えず気に入りました。この手の模様と体型の子は、5年以上過ぎていろいろなコリドラスを見てきた今もずっと変わらずに好みだったりします。養殖物や、南米からのワイルド物が、安価で売られている種ではありますが、産地によって模様の入り方にヴァリエーションがあり、いつ見ても楽しみがいのある1種かなと思います。
連れて帰ってから数日後に、水槽の壁面に卵が産み付けられていて、誰の卵だろう??消去法でコリドラスだ〜!!とビックリさせてもらったこともありました。とっても思い出の深い、大切な大切な子です。
この子の子孫を残したい、という念願もかなうことなく、残念ながら2005年の秋に息を引き取りました。最後は顔にホクロのような染みができたりしましたが、長い間、この子の姿を見るたびに、コリドラス飼育の原点というか、初心に帰ることができました。
(2005年5月22日, かずみ,、2006年3月27日追記, かずみ)
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■バリエーション |
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上とは別個体の写真です。(TA & かずみ) |
C. "アルビノ・トリリネアータス" ペルー産
協力:B-BOXアクアリウム |
C. trilineatus var. 写真:やんちゃさん |
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