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Type locality |
リオ・デ・ジャネイロ近郊産で2007年春頃入荷した個体。 写真:ココリコリさん |
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近年、コリドラス属からスクレロミスタックス(Scleromystax)属に分けられました。リオ・デ・ジャネイロ近郊産のバルバータスと、サンパウロ産のクロネイ(S. kronei Ribeiro, 1907)は、1980年のNijssen氏とIsbrucker氏の共同論文において、一時同種であると判断されましたが、Isbrucker氏による2001年の分類では、再び両者は別種であると改められています。この指摘に従うと、厳密には、リオ・デ・ジャネイロ近郊産で、頭の上から吻端にライン状の模様が入り、体が黒くて比較的細長いタイプをバルバータスと呼びます。模様だけで言えば、輸入されている「バルバータス」(商品名)の中には、いくつかのヴァリエーションが認められ、サンパウロ近郊産で、体の後方が黒と黄色でジグザグ模様になるタイプを通称「バルバータス・サンダー」と呼ぶこともあります。成熟したオスには口にヒゲが生え、背ビレと胸ビレが鋭く伸張します。 |
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