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●平澤米軍基地拡張阻止汎国民対策委員会への連帯のメッセージ

 私たちは、市民団体、労働組合などで構成する「戦争あかん!基地いらん!06関西のつどい」の実行委員会です。私たちは、平澤米軍基地の拡張に反対するあなた達の闘いに心からの敬意を表します。
 5月4日、汎国民対策会議と地元農民のみなさんの強い反対行動を押し切って平澤基地拡張のために、韓国政府が暴力的にテチュ小学校を強制収容したことに対して心の底からの怒りを表明します。また、最近、最近韓国政府が、平澤住宅強制撤去のために準備を始めたことに対して、みなさんが、「政府は平澤の住宅強制撤去を即刻中止し、事態の平和的解決のために韓米間の全面再協商に立ち上がれ!」と発表したことを支持します。
 私たちは、在韓米軍の平澤基地への集中と平澤基地の拡張の背後には、米軍の世界的再編成があり、また米軍が朝鮮半島で戦争をしやすくするためのものであると考えています。この米軍の世界再編は、日本では沖縄や岩国、座間、横須賀などでの米軍基地の新設、拡張、強化につながっています。
 私たちは、今、沖縄・辺野古での新基地建設に反対する地元の住民・漁民の闘い、岩国市民の基地拡張・強化に反対する闘いに連帯しています。私たちは、日本での米軍再編に反対し基地拡張強化に反対する闘いは、みなさんの平澤基地の拡張・強化に反対する闘いと一体のものだと考えています。
 私たちは、10月15日に「戦争あかん!基地いらん!06関西のつどい」を計画しています。この集会では、前2回の集会同様、沖縄・辺野古新基地建設反対とともに韓国・平澤米軍基地拡張反対闘争への連帯を訴えたいと思っています。
 韓国の米軍基地反対闘争と日本の米軍再編・自衛隊の米軍との一体化反対闘争が、これまで以上に強く結ばれることを希望しています。韓国の平和を求める運動と日本の平和運動が一つになって東アジアに力強い平和の流れつくりだす願いを込めて、みなさまの闘いに心からの連帯を送ります。

2006年8月22日
 
              戦争あかん!基地いらん!06−関西のつどい実行委員会


●平澤での強制収容に反対する韓国政府への要望書

大統領・盧武鉉様

 私たちは、日本で10月15日に「戦争あかん!基地いらん!06−関西のつどい」を準備している実行委員会です。私たちの実行委員会は、戦争や軍備増強に反対し、平和を実現するために闘っている市民運動団体、労働組合などで構成しています。私たちはこれまで、韓国・平澤米軍基地の拡張強化に反対する地元農民のみなさんに連帯した運動をつづけてきました。
 私たちは、5月4日、貴韓国政府が、平澤基地拡張のために、反対する人々に対して暴力をふるいテチュ小学校を強制収容したことに対して心底からの怒りを込めて抗議します。
 また7月28日、貴政府は、平澤米軍基地拡張反対闘争を4年間展開している住民達の家を強制的に奪うため、裁判所に住宅引き渡しの仮処分申請を出し、さらに、所謂「不法営農」に対する告発と空き家の撤去を強行するとの立場を明らかにしました。私たちは貴政府が直ちにこの立場を撤回し、「平澤の住宅強制撤去を即刻中止し、事態の平和的解決のために韓米間の全面再協商に立ち上がれ!」との平澤米軍基地拡張阻止汎国民対策委員会の声明に従うよう要望します。米軍基地拡張のための農地、家屋の強制収容を直ちにやめてください。
 在韓米軍の平澤周辺への集中と平澤基地の拡張は、米軍の世界再編の重要な一環であり、米軍の犠牲を少なくし、朝鮮半島で米軍が戦争をやりやすくするためのものです。東アジアの平和を求めるわれわれとしては見過ごすことはできません。私たちは、日本で、沖縄・辺野古での新基地建設や岩国基地拡張、座間への米軍司令部の移設、原子力空母の横須賀配備など米軍再編と米軍と自衛隊の一体化に反対して闘っています。これと同じ平和を求める気持ちを込めて平澤の米軍基地拡張にも反対します。
 東アジアから戦争の危機をなくし、平和を実現するためにも平澤基地の拡張を中止し、米軍の再編への協力をやめるよう強く要望します。

2006年8月22日

             戦争あかん!基地いらん!06−関西のつどい実行委員会
反戦・反基地ブログ