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あいば野日米共同演習、関連情報

■新聞報道

●日米共同訓練:米海兵隊と陸上自衛隊、11月下旬から2年9ヵ月ぶり  /滋賀

 防衛省は5日、高島市のあいば野演習場で11月下旬〜12月中旬、陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練を実施すると発表した。同演習場での日米共同訓練は、米海兵隊予備役が参加して市街地戦闘訓練などを行った06年2〜3月以来、2年9月ぶり9回目。
 陸上自衛隊中部方面総監部によると、陸自第17普通科連隊(山口市)と米軍第31海兵機動展開隊(沖縄県金武町)の各1個中隊約250人ずつが参加する。指揮に当たる担任官は、それぞれの上級部隊の責任者である陸自第13旅団長と第3海兵機動展開部隊司令官。実際の訓練は期間内の1〜2週間となる見込み。
                                                毎日新聞 08.9.7 滋賀版

●共同訓練:陸自山口と米軍、28日から /山口

 陸上自衛隊山口駐屯地の第17普通科連隊と米軍の共同訓練が28日から来月17日まで、滋賀県高島市のあいば野演習場などである。共同訓練は81年から実施されているが、山口駐屯地の部隊参加は初めて。
 同連隊からは約200人、米軍からは沖縄県に駐留する第3海兵展開部隊第31機動展開隊の約220人が参加し、射撃や負傷者の救護などの訓練。有事の際、米軍とともに円滑に対処できるよう相互理解や意思疎通を図るのが目的だという。
                       毎日新聞 08.11.11 山口版

●日米共同訓練「反対」の集会 高島で22日

 高島市の陸上自衛隊あいば野演習場で行われる日米共同訓練に反対する労働組合や市民団体が、22日午後1時45分から、高島市今津町の橘公園で集会を開く。労組などでつくる「フォーラム平和関西ブロック」と、「あいば野に平和を!近畿ネットワーク」の主催。共同訓練に反対し、反戦・平和の取り組みを呼びかける決議を採択した後、デモ行進する。また、集会の前には、陸上自衛隊今津駐屯地に訓練の中止を申し入れる。
 陸上自衛隊と米海兵隊の合同訓練は、今月28日から来月17日まで、日米あわせて約420人が参加の予定。
 13日に県庁で記者会見した両団体のメンバーは「世界的な米軍再編のなかで、自衛隊と米軍との一体化が進むのではないか」と懸念を示した。問い合わせは、滋賀県民運動センター(077.522.4644)か、憲法を生かす会滋賀(077.574.0204)へ。
                                              朝日新聞 08.11.14  滋賀版

■陸自中部方面総監部の広報

(お知らせ)                    20.11.7
                          中部方面総監部広報室

平成20年度の日米共同訓練(米海兵隊との実動演習)の概要について

 陸上自衛隊は、次のとおり平成20年度の日米共同訓練(米海兵隊との実動訓練) を実施するので、お知らせ致します。
1、目的
  陸上自衛隊及び米海兵隊の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における連携要領を実行動により訓練し、相互運用性の向を図る。
2、期間
  平成20年11月28日(金)から12月17日(水) 20日間
  ※12月3日(水)、6日(土)、7日(日)、8日(月)、11日(木)、12日(金)、
   13日(土)に報道公開予定。
3、場所
  あいば野演習場及び今津駐屯地
4、担任官
  (1)日本側:第13旅団長        陸将補 平野  治征
  (2)米軍側:第3海兵展開部隊司令   中 将 リチャード・ジルマー
5、訓練実施部隊
(1)陸上自衛隊
  ア、第17普通科連隊の1個中隊基幹
  イ、人員 約200名
  ウ、主要装備
  89式5.56mm小銃、5.56mm機関銃MINIMI、対人狙撃銃、01式軽対戦車誘導弾、
  81mm迫撃砲L-16、87式対戦車誘導弾、110mm個人携帯対戦車弾(LAM)、120mm
  迫撃砲RT、155mmりゅう弾砲FH70、74式戦車、支援航空機観測ヘリコプター
  (OH-6D)、多用途ヘリコプター(UH-1H.j)ほか。
(2)米海兵隊
  ア、第3海兵展開部隊第31機動展開隊の1個中隊基幹
  イ、人員 約220名
  ウ、主要装備
  5.56mm小銃(M16M4)、7.62mm機関銃(M240)、対戦車ロケット(AT-4.SMAW)、
  対人狙撃銃(7.62mm・12.7mm)ほか。
6、訓練構成及び訓練内容
(1)訓練構成
  機能別訓練及び総合訓練に区分して実施するほかホーム・ビジット等を予定
(2)訓練内容
  ア、機能別訓練
    至近距離射撃、第一線救護、小隊の攻撃等
  イ、総合訓練
    一連の部隊行動を演練

●今津駐屯地創立56周年記念祭
 今年9月21日(日)、今津駐屯地創立56周年の記念行事があった。今津駅から車で15分くらい山を登った台地にあり今津町平郷というところ。ここには陸自第3師団(伊丹)所属の第3戦車大隊と、第10師団(守山)の所属の第10戦車大隊が駐屯している。姫路特科(野砲)隊の今津分屯地は今は廃止されている。一方、空自所属のミサイル・第12高射隊は、同じ演習場内でも少し離れた旭町饗庭にある。
 今津駐屯地は1954年(S.27)、今津特別訓練隊として発足、2年後に第3特車大隊に編成される。「特車」が戦車に改称され1962年、新たに第10戦車大隊と第13師団所属の第13戦車大隊が駐屯するが、その後第13大隊は日本原に移駐。その間、冷戦時代には戦車が北海道に集中移動されるなど改編があった。
 創立記念行事の参観者によると、式典のあとの展示訓練では、装甲双輪車を含め戦車約40台が登場、戦車砲の空砲射撃など模擬戦闘訓練が行われた。特別出演として梅花学園(大阪府下)の女子高生のチアリーディングがあった。同チームは全国大会で優勝するなど有名らしい。
 写真によると、背景には飛行場格納庫ような戦車格納庫が並んでいる。戦車砲発射の瞬間、ボンボンもつ女子高生、どこの駐屯地祭でも見かける武器展示・りゅう弾砲・対空高射砲・戦車回収車などが並んで見える。ただし、普通科部隊の展示訓練で見かける「歩兵突撃」のようなものはなく、やはりこの駐屯地では戦車が主役だったという。なお、広大な演習場の各種訓練施設は、駐屯地管理中隊がこれらの管理に当たっている。                                         
 08/11/17  W


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