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あいば野日米共同演習、28日から

◆『しんぶん赤旗』(11月9日)によると、陸自中部方面隊は7日、あいば野日米共同演習について発表、以下はその要点です。(ただし、中部方面隊公式ホームページでは、まだ公表していない。)          08/11/10 W

・演習場所は、あいば野演習場と今津駐屯地。
・期間は、今月28日から12月17日まで20日間。
・参加部隊は、陸自第17連隊(山口県)約200人と、米海兵隊第三機動展開部隊(沖縄)第31機動展開隊の約220人。
・武器と訓練内容など。
 小銃や機関銃、対人狙撃銃、対戦車誘導弾、迫撃砲、155ミリ溜弾砲、74式戦車、ヘリコプターなど使い、至近距離射撃、第一線救護、小隊攻撃のほか、ホームビジット(民家訪問)など実施する。

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◆以下は関連メモなど
・迫撃砲や溜弾砲、対戦車ミサイルなども使うので、対テロ・ゲリラ「近接戦闘」訓練だけではなさそうです。双方の参加部隊のほか「支援隊」が加わるので、実際の動員人数は多い。
・自衛隊は野砲を特科といい、姫路には第3特科連隊があり、その分隊が今津にあった。(いつも共同演習反対集会のあと、デモで一周するあの駐屯地です。)
 ところが、「対人戦闘能力強化」策やスリム化で、第3特科連隊は第3特科隊となり 155ミリ溜弾砲は45門から20門に縮小、定員も1300人から 500人となるなかで、溜弾砲が並んでいたあの今津駐屯地は、今は無人となっているそうです。
・一方、伊丹千僧の第3師団は「即応近代化師団」に改編され、各普通科連隊には「狙撃班」が新設され、司令部付けの「化学防護小隊」は「第3化学防護隊」に格上げされ、定員20人から50人に増員、防護車や除染車など増強された。(何れも対テロ・核・放射能汚染を想定した動きです。)
・また、四国の陸自第2混成団(約2000人)は第14旅団(約2800人)に再編され、第15普通科連隊に加え、新たに第50普通科連隊が新設された。(姫路や今津の特科隊 が縮小されても、これらに伴い、溜弾砲なども新設された旅団の特科隊に回されるわけです。) 
・以上は『朝雲ニュース』による中部方面の一例ですが、空・海を含めて全国的にこうした組織再編が行われいますが、もちろん米極東戦略と在日米軍「再編」に即した動向です。

◆日米合同軍事演習反対 11.22あいば野集会
日時:11月22日(日)13:45〜趙博さんミニコンサート
           14:15〜反対集会 15:15〜デモ
場所:今津町橘公園(JR湖西線近江今津駅下車3分)
主催:フォーラム平和関西ブロック(077-522-4644)
  :あいば野に平和を!近畿ネットワーク(077-574-0204)
   ※今津図書館横には50台くらいは駐車できるそうです。

・なお、共産党サイドでは、24日(月・祝)午後2時から今津町住吉公園で、「日米合同演習反対あいば野大集会」を、「ふるさとをアメリカ軍に使わせない滋賀県連絡会」などの主催で行うという。
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