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11月、あいば野で日米共同演習

『しんぶん赤旗』(08.9.10 近畿頁)によれば、<11月に日米共同訓練 あいば野演習場 陸自が高島市に通告>と伝えています。

 かねて陸自幕僚監部は今年度の主要な訓練として、中部方面隊と海兵隊との共同訓練予定を公表していた。前記の記事によれば、確かな期日や規模等は「現在調整中」で不明だが、11月下旬から12中旬まで、滋賀県高島市の陸自あいば野演習場で行われる。参加部隊は、陸自中部方面第13旅団所属の第17普通科連隊(山口県)と、米軍第31海兵機動展開隊(沖縄県)とされる。

 今回で9回目となるが、前回は2006年2月19日から13日間にわたり、あいば野演習場と岡山の日本原演習場かけもちで行われた。参加部隊は米子の第8普通科連隊約350人と、沖縄の米軍海兵第4師団第23連隊約250人だった。
 従って演習期間や参加規模は前回同様のものと推定される。また演習内容は「五億円かけて造成された」とされる市街地戦闘訓練施設が使用されるなど、「日米による初めての市街地戦闘訓練」だったという。沖縄の米兵はイラクやアフガン戦闘経験者もおり、彼らから自衛隊員はその手ほどきを受けることになる。
 なお、あいば野演習場内にあるミサイル基地(空自第4高射群第12高射隊)に来年2月から同年夏にかけて、ミサイルPAC3配備が実施されると、防衛省から今年四月、地元高島市に通告があったとされる。

◆米陸軍との共同実動演習
期間=10月中旬〜11月上旬  場所=大矢野原演習場および熊本駐屯地
参加部隊=陸自西部方面第8師団第42普通科連隊(北熊本) 
          米軍256歩兵旅団第2・108騎兵大隊(ルイジアナ州兵)
◆このほか、今年四月に陸幕が公表した「平成20年度の主要演習」によれば、上記のほか、米海兵隊との実動演習として陸自東北方面。米陸軍との実動演習では陸自北部方面などとされたが、その概要はいまだ不明である。
◆日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ55)
期間=11月下旬〜12初旬 場所=朝霞駐屯地
参加部隊=陸自・東部方面隊 米軍・在日米軍司令部、太平洋陸軍等

 
08/09/12  W




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