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在韓米軍、日米訓練に参加   海外展開にらみ防衛協力強化

朝日新聞 ヤマサクラ記事

 在韓米軍部隊150人が初めて参加した日米共同方面隊指揮所演習が2日、兵
庫県伊丹市の陸上自衛隊伊丹駐屯地で報道陣に公開された。主に北朝鮮軍との戦
闘を想定してきた在韓米軍を朝鮮半島以外でも活用すると同時に、日米韓の防衛
協力を強化する狙いがある。
 演習は1982年に始まり今回で61回目。1月24日から今月6日まで行われ、日米
がコンピューターを使って共同作戦計画をシミュレーションする。2日は、日米
が情報を集約して作戦を決定する演習の模様などが公開された。
 米軍は太平洋陸軍司令部など1500人が参加。在韓米軍は主力の第8軍が参加し
たが、演習では「米軍部隊の上級司令部の役割を果たす」とだけ説明された。
自衛隊が朝鮮半島有事で後方支援を担った場合の情報交換体制や信頼関係の強化
が進みそうだ。
 また、米国は2006年1月、在韓米軍を朝鮮半島以外の地域に円滑に展開する方
針で韓国と合意。昨年からフィリピンやタイで合同軍事演習に、在韓米軍を部隊
規模で派遣し始めるなど、将来の海外展開をにらんだ運用を始めている。
 米国は不安定な北朝鮮情勢を受け、昨秋の米韓定例安保協議で、朝鮮半島での
抑止力強化を打ち出した。その一方で、将来の大幅な国防費削減に備え、海外に
展開する米軍の効率的な配置、運用を目指していくとみられる。


◆この記事では24日から始まったとされ、前回産経新聞ニュースでは30日が
 開所式となっている。どういうことなのだろうか。なおオブザーバーとして参
 加したオーストラリアは将官1名佐官3名が参加した。


 
2012.02.03 W

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