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ヤマサクラ61 豪も参加6000人規模

 日米演習 豪が初参加 1・2月 アジア太平洋にらむ

  来年1月に伊丹駐屯地(兵庫県)を主会場に実施する米陸軍と陸上自衛隊の共同指
揮所演習「ヤマサクラ61」に、オーストラリア陸軍をオブザーバー(研修)として
初めて招く予定であることが29日までに分かりました。陸自が22日付けで公表し
たもので、「日米豪防衛交流・協力の一環」としています。
 ヤマサクラ61は、中国と北朝鮮を想起させる連合軍による日本侵略を、日米の
陸上部隊が共同で反撃するシナリオ明らかになるなど、米軍の対中国戦略が反映
し、そこへ日本を組み込む内容になっています。
 在韓米陸軍第8軍司令部が陸海空の作戦全体を指揮する司令部に、ハワイの太
平洋陸軍司令部とキャンプ座間(神奈川県)の第1軍団前方司令部が地上部隊司令
部になるなど日本有事とは無関係のアジア・太平洋の地域での米軍の軍事作戦
態勢を確立を図る演習となっています。
 陸自の発表によると、期間は1月24日から2月6日で、参加人員は自衛隊が中部
方面隊など約4500人、米軍が約1500人の合計約6000人。米軍側の演習責任者に
あたる統括官に太平洋陸軍司令官のフランシス・ワー心スキー中将がが付き、
参加部隊には太平洋陸軍のほか初参加の在韓米陸軍第8軍が含まれています。

『しんぶん赤旗』 2011/12/30より

2011.12.30 W
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