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昨日のタイムスの記事に、件名の記事が掲載されていました。
辺野古の基地建設は、傍目からは凍結しているように見えますが、実は内部ではしっかりとその機能を果たすための工事がすすめられていたということに、足下をすくわれたような気がします。
兵士らがそこに駐留できるということは、すなわち基地機能の拡充につながります。
今後も別の施設を建設するかもしれないとにおわせている部分には、かなりの確立でこれをすすめるのだということが読めます。

以下、記事を転載します。

関連施設 米へ提供合意 普天間代替シュワブ内兵舎など(沖縄タイムス 2010年11月9日)

米軍普天間飛行場の代替施設建設計画に伴い、沖縄防衛局が2008年6月から工事を始めていた名護市キャンプ・シュワブ内の下士官宿舎など建物11棟(延べ面積約2万4000平方メートル)の整備が完了し、米側への提供を日米合同委員会で合意していたことが8日までに分かった。11月中に閣議決定し、米軍に引き渡される予定。代替施設建設に伴う関連施設の米側への提供は初めて。名護市長選、同市議選で辺野古移設反対の民意が示される中、関連工事は着々と進んでいる。
 日米両政府は10月21日の合同委で施設提供を承認。11棟は4階建てで290人収容の下士官宿舎や隣接する立体駐車場、倉庫、通信機器整備工場、管理棟、舟艇整備工場など。08年4月の日米合同委で建設工事実施に合意していた。また、辺野古弾薬庫内の仮設倉庫の上下水道、照明、冷暖房装置などの改修工事も終了しており、総事業費は約67億円。

 シュワブ内では09年5月の日米合同委で合意した施設建設も進んでいる。今回引き渡される下士官宿舎に隣接し、5階建てで364人収容の下士官宿舎や、第1ゲート近くの憲兵隊事務所、作業用重機や輸送用車両などの整備工場が建設されている。

 防衛省は「シュワブ再編事業に関する工事は逐次、米側と協議しながら進めているが、これから着手する施設もあり全体がまだ見えていない」としており、今後、別の施設建設の可能性も示している。(吉田伸)

2010.11.10 T
反戦・反基地ブログ