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■編集後記

―ユヴァル・ハラリ氏のインタビューから抜粋

「コロナウイルスと戦うという口実で、一人の人物に強大な権力を与えると、その人物が間違った時にもたらされる結果は、はるかに重大なものになります。独裁者は効率が良いし、迅速に行動できます。誰とも相談する必要がないからです。そして間違いを犯しても決して認めません。メディアをコントロールしてその間違いを隠蔽し、ほかの手法を試すのでなく間違いをさらに重ね、そして責任を他の人に転嫁します。そうやってますます権力を強化し、そしてさらに間違いを重ねていくのです。

だから、民主主義に大切なのは、政府が間違いを起こしたときに自らそれを正すこと。そして政府が間違いを正そうとしない時に、政府を抑制する力を持つ別の権力が存在することです。緊急時だからこそ民主主義が必要です。そして経済を転換し、私が「命の産業」と呼ぶ食料、医療、教育、情報、研究、イノベーション、デジタルなどの生きるのに本当に必要なものに集中することです。

そのために誰もが、親として、消費者として、労働者として、そしてまた一市民として投票を行うときにも、次世代の利益となるよう行動をとることができれば、それが希望となるでしょう。 」(NHK)

このEテレの放送を見て、強烈に刺激を受けた。安倍はもとより、吉村府知事も要注意だ(古橋)


関西共同行動ニュース No83