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■編集後記

「権力は腐敗する」「絶対権力は絶対的に腐 敗する」という格言をまるで立証するがごとく の安倍政権だ。安倍首相はこれまで事あるごと に「私が責任者であり、その私が判断した」と 豪語してきたが、いざその責任を問われると「部 下の報告を信じた結果であって、私は悪くない」 と。だから責任を取るべきは部下だというので は、それはまるでパワハラの典型ではないか。
2年前、 「断固として国益を守る」としてTP P交渉に挑んだ甘利大臣は、影で道路建設を巡 る口利きで露骨にその見返りを求め、それが発 覚するとTPPなどなんのその「睡眠障害」と かで病院に逃げ込み、その後半年ほど表舞台に 登場しないままに、結果お咎めなしとなった。 神道政治連盟に属し、日本会議に属し、
みんな で靖国参拝する会に属すというが、即ちそれは 「国賊」たるの同義語に過ぎない。以来延々とこの手の話が事欠かないが、その 上に政府は義務教育に「道徳」科目を参入させ た。 「瑞穂の国小学校」が開校できなかったのは 予定外だろうが、 「武士道とは死ぬことと覚え たり」とかなんとか言いながら、かく首相の地 位に恋々としてしがみつく安倍の末路は、極め て「教育的」であるに違いない(古橋)。



関西共同行動ニュース No77