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■編集後記 

 露骨な利権漁りの報道でどこかに姿を隠した甘利元大臣は、TPPの条約成立に向けて尽力したらしいが、およそかくなる大臣がなにかしら時勢の大局を思って政治を為したなどとは露ほどにも信じることはできない。ただ、この事件発覚の経緯がよくわからない一方で、安倍が辺野古をめぐる裁判で突如和解に転じたこともよくわからない。オリンピックのメイン会場のデザインであれだけもめていながらも「実は聖火台の設計が漏れていた」などというのも何か間の抜けた話だ。原子力規制委員会は「審査に合格しても安全というわけではない」と澄ましている。アホノミクスもその成果はまるで見えない。

 それでも選挙になれば自民党が勝つのではという下馬評がある。思うに、選挙が全てなのか?そこで勝てないからこうした事態に甘んじなければならないのか。そうではないように思う(古橋)。




関西共同行動ニュース No71