集会・行動案内 TOP
 
●辺野古新基地建設反対・県内移設反対沖縄県民大会に参加して 【全港湾大阪支部】 陣内恒治

11月8日、沖縄県宜野湾市で辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会に全港湾大阪支部の3名で参加しました。会場と周辺では、県民の意思を届けようと、会場に収まりきれないほど多くの2万1千名が集まりました。
集会は、ワシントンで神奈川・沖縄両知事が辺野古に新基地を容認する姿勢を強調したことに強く抗議して開会しました。1995年に起きた沖縄米兵少女暴行事件から沖縄の民意は変わっていないのです。普天間は世界一危険な米軍基地であり、移設先が見つからないからといって閉鎖しないのは、沖縄の苦しみをわかっていないからです。
鳩山首相は「沖縄県民の苦しみを受けとめて負担を軽減させる最大限の努力をしていく」というなら、県外、国外に移設するのでなく即時閉鎖にすることです。再編交付金をもらっていても、なぜメインストリートにシャッターが下りた店がたくさんあるのか。基地を受け入れても潤っていないのです。米軍がいかなる無駄遣いをしても削減されない思いやり予算1928億円も出すなら県民のために経済対策、地域振興を国が責任もってするべきです。基地を受け入れて財政支援を得るしか沖縄が生きる道がないというのは国のまやかしであり、基地の押し付けです。
経済的に活性化しているなら、誰も基地など受け入れたくないのです。
いつまで沖縄は捨て石なのか。辺野古には約13年間、杭1本も打たせず、何も作らせていません。普天間の移設が検討されていますが日本には米軍専用としても85施設もあり、即時閉鎖しても問題ないのです。施設の削減により、思いやり予算が削減されることを米国は懸念しているのです。財政が厳しいといって社会保障関係の予算を削ることを優先し、国民にしわ寄せするなら、思いやり予算を廃止して、医療、福祉に回すことが国民に対しての思いやりではないでしょうか。なにより、罪もない子供たちが犠牲になる戦争につながる基地はいらないし、沖縄の宝である海を壊
さないために基地のたらい回しでなく即時、普天間の無条件閉鎖と辺野古基地建設計画の白紙撤回を求めます。









関西共同行動ニュース No52