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◆編集後記に代えて
このニュースがお手元に届く頃には過ぎた案内になると思われるが、
●大阪府国民保護図上訓練反対集会/11月1日(水)18時〜/大阪城公園教育塔前広場(地下鉄「谷町4丁目」下車)/デモ19時10分/要・懐中電灯/戦争動員の「国民保護」に反対する連絡会
が行われる。呼びかけ文に《・・・朝鮮有事を想定した在日・沖・韓の米軍再編と度重なる軍事演習、防衛庁の省昇格法案と外国派兵恒久法案、国連安保理の「共和国」制裁決議とその履行(戦争挑発)、「共和国」の屈服を目的とした6カ国協議とめまぐるしい外交交渉、3度にわたる日本独自の制裁発動、制裁・戦争扇動としての拉致問題キャンペーン、朝鮮総連解体攻撃と在日朝鮮人への暴力、「国民保護」訓練、「防災」訓練、教基法の改悪と極右教科書・教師づくり、靖国神社の国家護持と新恩給法案、共謀罪創設、改憲など・・・(反戦反天皇制労働者ネットワーク 吉田)》とある。
 これら次々と起こる事態の中で、世の中は保守化が進み、何らかの対抗軸を打ち立てる必要に駆られる。しかし民衆経済の破綻を尻目に、多大な戦費を費やす「共和国」を前に、我々の連帯はどこに求めるべきであろう。憲法九条は、「国権の発動たる戦争を放棄し」また「国の交戦権を認めない」と宣言する。私たちは「国家」というものに引導を渡したはずだった。にも関わらず今、同じ人間として誰が銃を持たせ、誰が見も知らぬ相手を憎み、誰がそれを愛国と言わせるのか。声高に「開戦」を叫ぶ者は誰か、そして彼等は次に何を言おうとするか。「俺に続け」と言うか「お前が行け」と言うか。「お前が行かなければ家族はどうなってもいいのか」と言うか。しかり、この愛国心こそがかつての家族を破壊したのではなかったか。韓国で台湾で中国でフィリピンでマレーシアで・・・安倍首相の言うがごとく「後世の歴史家にゆだねる」ことなど、とても出来ない相談だ。事態を冷静に見詰め、互いに討論し、僕らの弱点を見据え、行動を開始しよう(古橋)。
関西共同行動ニュース No42