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『5/3大阪憲法集会、400名の参加で大成功をおさめる』 松岡幹雄(活かそう憲法!北摂市民ネットワーク)
 
 草の根の力をつちかい改憲をストップ!!大阪憲法集会は、呼びかけ51団体、参加者400名というかつてない多くの市民労働者の参加を得て大成功を収めました。
 数回にわたる実行委員会とその後の宣伝活動はさしてこれまでと変わりありません。何が違っていたのか。明らかに市民団体の多くが今日の改憲のうごきに危機感を強め、また市民が自発的に参加されたということが大きな違いでした。
 集会は、澤野義一さん(大阪経済法科大学)の改憲をめぐる報告、大阪憲法会議から梅田章二弁護士の挨拶、そしてメインは岩国からの住民投票とその後の状況を岩国市議田村順玄さんが熱く語りました。休憩をはさんで田村さんとの質疑応答、続いて、辻元清美さん(衆議院議員)から国民投票法をめぐる国会状況報告、最後は、高槻市議野々上愛さんから憲法キャラバン報告、九条の会・おおさか呼びかけ人の津村明子さんからスピーチをうけました。
 集会のまとめを中北龍太郎さん(関西共同行動共同代表)が行ない、「憲法が破壊されようとしている今こそ、私たち市民がネットワークを築き、九条の会を支え、これまで距離感のあった団体ともしっかり共闘していくときがきている。九条世界会議の開催も想定し、世界平和確立へのエポックメイキングとなるよう頑張ろう」と訴えました。
 集会終了後、梅田阪急ナビオまでピースウオークを行ない、沿道の市民に「憲法九条は世界の宝」と訴えました。最後に阪急大阪陸橋上でリレートークを行なっていた憲法キャラバンと合流し集会の報告を実行委員会から行ないました。
 集会実行委員会は、当面解散せず、国民投票法案の動向をみながら秋の運動づくりと恒常的な改憲阻止のネットワークづくりの相談を重ねています。これまでの5・3集会オンリーから脱皮し、草の根の市民による恒常的な憲法運動の連絡と共同のための緩やかなネットワークづくりが急がれねばなりません。

関西共同行動ニュース No41