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 45団体 「ムゴン里を守る」闘争 開始

 「ムゴン里共対委」結成 8月1日から「ムゴン里キャンドル推進」 【統一ニュース 2008/7/25】

 「ムゴン里米軍訓練場拡張」を防ぐため、政党・市民団体などが共同対策委員会を構成して本格的に「ムゴン里を守る」闘争がはじまった。

 25日、ソウルで政党と市民社会団体などは代表者会議を開き、ムゴン里米軍訓練場拡張阻止を中心に、共同闘争を展開する連帯機構である「ムゴン里訓練場拡張阻止市民社会団体共同対策委員会(ムゴン里共対委)」を結成した。

 「ムゴン里共対委」には現在、民主労総・京機進歩連帯・全国貧民連合・民主労働党・民弁・パジュ環境運動連合など全国・地域単位の45ヶ市民社会団体が加盟し、今後も継続して様々な団体が合流する予定だ。

 結成代表者会議では、ムゴン里訓練場拡張反対の全国的世論を形成し、支持を集め、現地住民たちと連帯して、ムゴン里訓練場拡張阻止の土台を作ることで意見が集まった。

 特に国防部が「土地収用告示」を強行する場合、ムゴン里住民上京闘争と「ムゴン里共対委」名義で村の各所に垂れ幕をつけて、国防部の土地強制収用に対する抗議意思を表すなどの積極的な対応方針を準備した。

あわせて「ムゴン里を守る」キャンドル文化祭も住民たちとともに、8月1日からオヒョン里にある小学校で毎日午後8時30分に行い、「キャンドルの力」をもう一度見せるという計画だ。

 またムゴン里訓練場拡張の問題点などを整理した資料集を作成して、シンポジウムを推進する政策事業を含め、ムゴン里住民と緊密に連帯して住民教養及び支援事業を広げていくこにした。

 この日結成された「ムゴン里共同対策委員会」は来月14日、「結成宣布式」をムゴン里現地で開催し、本格的な下半期事業に突入する。「結成宣布式」に先立ち、8月初旬からは訓練場拡張阻止のための「国民農活」を進行して、国防部鑑定評価団の村進入を阻止する封鎖闘争を実施する予定だ。

 チュ・ピョンジュン(ムゴン里共同対策委員会常任共同代表)はあいさつを通じ、「地域住民が固く団結して、国民と市民社会団体の期待に応じるよう最善をつくして努力することが、村を守り、韓半島の平和を実現させる道だと思う」と決意を表した。

(翻訳・編集:韓統連大阪本部)
韓国で、米軍訓練場拡張を阻止する新たな「共同対策委員会」結成