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宮城県南三陸町・視察調査リポート
昨年6月29日、6月議会が終了した翌日、私は今回の東日本大震災で大きな被害を受けました宮城県の南三陸町へ視察調査に出かけました。当初、復興への作業が続く現場へ、私が行くのは「復旧活動の邪魔」になるのでは?と考えました。しかし地震発生直後より、復興の邪魔にならない程度で現地や避難所を慰問・視察し、現地の被災された方が「何を一番望んでいるのか」を調査し、かつ救援物資を被災された方へ手渡したいという強い気持ちがありました。そこで、私は自家用車にペットボトルの水や非常食などの物資を積み、陸路現地へ向かいました。
   
マスコミでも報道された「防災対策庁舎」です。自らの命を顧みず避難誘導放送を続けた方や、逃げ遅れた方への献花が絶えません。  高台から見た南三陸町の全景です。ご覧のとおり、街が跡形もなく津波に飲み込まれたことが分かります。   南三陸町の町民アリーナ(避難所)へ救援物資(水と非常食)を届けました。季節柄、飲料水が足りないとのことでした。
 
震災直後、患者さんや職員が屋上からヘリで救出された南三陸病院です。この屋上ギリギリの高さまで津波が来たとは、恐ろしい限りです。 「ササニシキ」の産地ですが、田には津波で運ばれた海水が溜まっていました。これでは田植えどころではありません。 建物の残骸の上に横たわる船。海岸より数キロ離れている地点でも、このような漁船が流されてきているのですから、驚きです。
高台に建設された「仮設住宅」です。しかし、避難所にはまだ多くの被災された方がおり、建物が不足していることが分かりました。 報道されているほど悪臭はありませんでしたが、いかんせん、ガレキの回収も進んでいないようですし、重機も不足しているようでした。 写真では分かりにくいですが、林の木枝が津波による「塩害」で、一部枯れ始めており、葉が茶色に変色していました。

視察調査を終え、新潟にも数年前に大きな地震があったことを改めて思い出しました。全国からの暖かい支援には感謝申し上げます。しかし、このような未曾有の災害が新潟市に、いつやってくるかは誰も分かりません。今後、この調査した内容をまとめ、市政の場で施策に反映できるよう、関係各位と協議していきたいと考えています。市民の生命・財産を守ることは、行政の大切な使命です。私も市議として市民の皆さんが安心して暮らせる街づくりを行ってまいります。