尿閉解除に苦労した猫の例

 

尿石によるオス猫の尿道閉塞はよくある症状です。
この猫は4歳オス去勢4.7kg 昨日からトイレに行っても
おしっこをしてなくて元気がなくなってきたとのことで
来院しました。

エコーで膀胱を見ると直径5cmで120ml以上の尿が
貯留しているようです。
いつものように麻酔をしてペニス先端からカテーテルを
入れようとしましたが1cmほどのところで進まなくなり
ました。2mmほどの石がペニスを通して指に触れます。
膀胱の圧力が高くて膀胱に戻すこともできません。
膀胱に腹壁から針を刺して50mlほど排尿してカテーテル
を入れたら詰まっていた石を膀胱側に押し戻すことができ
ました。尿のphは7で尿中にストルバイトと思われる結晶
が多数見えました。

 

疥癬ダニに感染した猫

 

地域猫で疥癬ダニに重度に感染した猫です。
キツネやタヌキが家の周りに出没していて猫に感染したようです。
ダニ予防の内服薬を2週ごとに与えてもらったところ2か月ほどで
きれいになりました。

 

大腿骨を骨折した猫

 

大腿骨を骨折した猫が来ました。
猫の大腿骨は細いので多い骨折の一つです。
レントゲンで見ると完全に折れています。

切開して遠位骨折端から金属ピンを膝側に突き出し、
対側のピン先を近位大腿骨に刺しレントゲンで確認しながら
なるべく深く差し入れます。

膝の滑車から出た余ったピンを曲げます。
ピンが1本だと固定が十分でないので2本入れます。
40日後癒合状態を確認してピンを抜きました。