小鹿野の春祭り
 小鹿野(おがの)の春祭りは小鹿(おしか)神社の例大祭です。毎年4月12・13日、桜の見頃に
なる頃行われます。 12日は昼間、山車の試し曳き、夜には屋台に張り出し舞台を組み、
無形文化財の小鹿野屋台歌舞伎が上演されます。13日は本祭り、山車の巡行が行われますが、
午前中は御旅所へ巡行、午後から夕方に夜に神社への巡行、その逆に、午前中神社へ巡行、
午後御旅所への巡行と毎年変わります。午後の巡行は、屋台では途中所々で所作事(長唄に
よる女の子の踊り)を行いながら巡行します。巡行の途中で日が暮れます。途中で提灯、雪洞が
取り付けられローソクの灯りが灯ります。
 神社(御旅所)での神事と屋台での所作事が終わると神社の入り口の辻まで巡行し、それぞれの
町会に曳き別れとなります。 笠鉾は長い間笠を低く省略していましたが、山車の巡行路の電線を
排除、本来の形に戻り、笠鉾の高さは11m前後になったと言われれます。この祭りには金棒つき
(江戸祭りでは手子舞いと言うと想います。?)の女の子達が山車を先導しますが秩父の山車祭り
としては珍しい事です。

**「2004年からは金曜日・土曜日(本祭)に変更されています。」**
2006年の画像