ユニクロン
引用:「余はユニクロン。世界の破壊者なり」
時の始まる前、宇宙が新鮮で新しかった頃、宇宙の秩序がどれほど上手く行っていたかを見るため、オールスパークは二つの強力な生命体を送り出した。これら二人の兄弟こそ、プライマスとユニクロンである。
広大な宇宙の探検を委ねられ、彼らは一つの宇宙の終わりから別の宇宙へと旅をしてきた。そして彼らは、自分達の無限の夢を超えたパワーを持った、純粋なエナージョンの噴き出す宇宙群を発見したのである。
プライマスは自分達の見付けた物を父親に語るのを待てなかったが、ユニクロンには別な計画があった。それを自分自身で持たねばならないという、彼の魂に湧き出す欲望である。プライマスが目を離した時、ユニクロンは自分の兄弟を襲い、そしてその見かけ上は生命の無いボディをすぐ近くの星団へと捨てた。かくしてユニクロンの暗黒神、すなわちスパークの暗黒面への変身が始まったのである。
ユニクロンは数千の砲座を満載し、世界を貪り食らうのに使う巨大な口を持った月サイズの巨大な戦闘要塞である。その魂は全てを食い尽くす飢えに燃えており、その渇望は満たされる事は無い。彼はいつの日か最終的に宇宙を支配する事、そして全てのトランスフォーマー達を支配し、操る事を夢見ているのだ。
テックスペック
ロボットモード。初のユニクロン商品化だけあって、
G1フォートレス・マクシマスには及ばぬものの、
シリーズ中最大のサイズを誇ります。
オプティマス・プライムとの対比。
バストアップ。後頭部のスイッチを押すと両目が点滅します。
右手首を少し傾けると、手首内部のLEDが点滅します。
背中のジョイントにミニコンを差し込むと、胸のパネルがゆっくりと開いてミサイルが発射されます。
両脚側面の半円形のブロックのジョイントにミニコンを差し込んで後方にスライドさせると、3発のミサイルを同時に発射します。
両肩の上部にはそれぞれミニコンジョイントがありますが、特にギミックはありません。
腹部および両脚にはミニコンを収納可能。
プラネットモードへのトランスフォーム。
手足を折り畳んで、背中のウイングをカバーにして上半分を構成します。
プラネットモード。前述のカバーで覆われているのは上半分のみのため、
残念ながら完全な球体にはなっていません。
口の両脇の牙を動かすことで、シャッターが開閉します。。
カバーの窪みに付属のミニコン、デッドエンドをセットでき、リングの上下には最大24体のミニコンを接続可能。
デッドエンド(DEAD END)
ロボットモード。両肩、両足は前後にのみ、両肘は左右にのみ回転。
頭部アップ。無機質なものとなっています。
衛星風のビークルモード。ユニクロンとの接続時には砲台となります。
アニメ本編にはこの形態のまま大量に登場していました。
ユニクロンとの対比。