これまでの登場人物

※話を追加した時に、こちらの設定にも変更が加わることがあります。

咲良 漂(さくら ひょう)(初:本編第1話)
4月2日生まれ、高校1年生。167cm・54kg。黒髪、ぼさぼさ頭(下ろすとセミロング程度)。
普段の言動からは何事にもやる気がなく無愛想な印象を持たれるが、 実際は手抜きもしない、愛想も悪くはない性格。
さらにはお人好しであり、目の前で困っている人間がいると全力で助けようとする。
ちなみに勉強やスポーツは中学の頃から常に学年トップクラスの位置にいて、しかも見かけは痩身ながら喧嘩も強い。
両親は共に別の場所で働いていて家におらず、食事などの面倒は姉に見てもらっているため、実は大のシスコン。

宮月 草那(みやつき くさな)(初:本編第2話)
5月17日生まれ、高校1年生。157cm・47kg。黒髪、下ろすと背中半分くらいまでのロング。時々ポニーテール。
幼い頃に両親が離婚し、母親に引き取られたが、その母親も仕事で忙しいため、孤独な家の中で育つ。
そのためかあまり自分を大事に思っていないようで、身体を売るなどといったことにも抵抗を持たない。
それらの行動は、自分が満たされたいという利己的な考えに基づく。
ただし、一度特定の人間を好きになると、失いたくないからか、甘えたり尽くしたり、とにかく可愛がられようとする。

桜井 浩都(さくらい こうと)(初:本編第1話)
11月19日生まれ、小学5年生。119cm・38kg。黒髪、漂よりは短いがぼさぼさ。
小学校に上がる前に母親と死別、その時から父親も夜遅くまで働くようになり、草那と同じく孤独な家の中で育つ。
家庭環境は決して良いとは言い難いが、そのせいか年齢にしては判断力に優れるところがある。
学校で父子家庭を理由にいじめられて人間不信気味なことと、一方で他人から心配されることを心苦しく思うことから、
実は自我がとても強く、自分で出来そうなことはなんとしても自分で解決しようとする思いを持つ。

明原 聖人(あけはら まさと)(初:番外編その1第1話)
7月3日生まれ、高校2年生。174cm・72kg。黒髪のところどころに茶のメッシュを入れ、前髪を逆立てている。
両親は健在で家庭環境に困るところはないが、学校則に当てはめれば不良。隠れて煙草を吸ったりしていることも。
放任主義の中で育ったためか、自分が楽しければそれでいいという考えの元に行動する。
自身の名前から嫌味を言われることもあり、それに反発するように不良的な行動に走ることが多いが、
結局根は悪人ではなかったりする。中学時代までは体操選手だったが、その面影は無い。

旗村 宗次(はたむら そうじ)(初:番外編その3第3話)
10月5日生まれ、高校1年生。171cm・68kg。さっぱり短めの黒髪。
漂のクラスメイトで、誰と話す際にも気後れしない、さっぱりした性格。
ただし予想外の事態にはあまり柔軟に対応できず、戸惑いがちになることも。
家庭環境や成績には目立ったところはなく、本当にどこにでもいそうな高校生という印象。
校内での人脈の広いようで、噂話についても聡い。

咲良 観沙(さくら みさ)(初:本編第1話)
12月2日生まれ、大学1年生。174cm・58kg。セミロングの黒髪。
両親のいない咲良家の家事全般を引き受ける。本人は否定しているが、美人。
家庭料理については達人の域に入っており、さらに休日には洗濯や掃除もそつなくこなす。
また、学業の方はというと一流大学にストレートで合格するほど頭が良く、さらに剣道でも段を持っている。
将来は弁護士になることを目標に頑張っている。漂のシスコンぶりにはあまり気がついていない。

宮月 麻耶(みやつき まや)(初:本編第2話)
2月6日生まれ、小学校保健医(44歳)。163cm・53kg。黒髪、下ろすと背中半分までの長髪を後ろで団子状にしている。
草那の母親。浩都の通う小学校で保健医を務めている。浩都にとっては数少ない学校での話し相手でもある。
夫とは草那が小学校に上がる前に離婚しているが、生活費の一部を入れてもらっており、それほど困ってはいない。
自宅にいる時間が少なく、そのせいでなかなか娘の傍にいられないことを心苦しく思っている。
それゆえに娘の奔放な行動も黙認してはいるが、本当はとても可愛がっている。家族仲も実は良い。

桜井 塔介(さくらい とうすけ)(初:本編第1話)
9月18日生まれ、証券会社営業員(40歳)。178cm・80kg。さっぱり短めの黒髪。
浩都の父親。妻と死別して以来、安定した生活費を稼ぐために仕事の鬼になる。
もともとが激務である上に、残業を自ら買って出るほどの働きぶりゆえに、家への帰りは深夜が常。
その一方で浩都に構ってやれる時間が少ないことを心苦しく思っているが、本人なりに浩都のことは強く思っている。
しかしながら働きすぎゆえに、体調はあまり芳しくない節があるが、本人はそれを表に出そうとはしない。

藤浦 直樹(ふじうら なおき)(初:本編第3話)
6月1日生まれ、高校1年生。180cm・85kg。だらしなく伸ばした長髪、茶髪。耳にはピアスつき。
両親には甘やかされて育ったためか、あまり我慢が利かず、自分の思い通りにならないだけですぐに怒り出す。
また、道ですれ違って直感的に気に入らないと察知しただけで相手に喧嘩を売るような、危ない性格。
そして基本的に人と話をするときも、相手の都合を無視してとにかく自分が有利なように話を持っていこうとする。
体格には恵まれている方であるせいか、喧嘩の腕っ節には自信がある模様。

千原 里柚(ちはら りゆ)(初:番外編その2第1話)
12月2日生まれ、小学5年生。104cm・30kg。おかっぱの黒髪。
浩都のクラスメイト。家庭環境はごく普通。優しいが、おとなしめでやや消極的な性格。
クラスにはなかなか馴染めないでいるものの、同じ立場に見えるらしい浩都には唯一自分から接する。
そのため浩都のほうも里柚には気を許しているようで、仲のいい友達という関係になっている。
その浩都のことを、内心では常に気にしているようで、彼がいじめに遭うと心配でたまらない模様。

天沼 兼太(あまぬま けんた)(初:番外編その2第1話)
9月22日生まれ、小学5年生。120cm・42kg。坊主っぽい頭(本当に坊主頭、ではない)。
浩都のクラスメイト。ただしいつも5人集団で固まり、クラスでは浮いている。
集団で弱い者いじめをするのが大好きという、かなり困った性格。
浩都のことを親なし子供と因縁をつけては、毎日のように集団いじめに走る。
しかも怒られても懲りないどころか、自分が悪いとはちっとも思わない。問題児。

倉吉 稔(くらよし みのる)(初:番外編その2第1話)
5月1日生まれ、小学校教諭(38歳)。187cm・90kg。スポーツ刈り。
浩都たちのクラスの担任。教師らしくない口調が目立つが、根は真面目で生徒思い。
それだけに、天沼たちには頭の痛い思いをして、浩都のことを何かと気にかけることが多い。
体格がよく、その上どちらかと言えば短気なため、怒り出すとかなりの威圧感を醸し出すらしい。
浩都つながりで麻耶と仲が良いが、既婚者。

細川 阿由(ほそかわ あゆ)(初:番外編その3第1話)
1月22日生まれ、高校1年生。154cm・42kg。ショートカットの黒髪で、前髪にピンを差している。
2学期の始業式の日に、漂のクラスに転入してくる。その理由でもあるストーカー被害のため、
他人の存在に怯えを感じており、自分から積極的に人と関わろうとしないどころか、拒絶しがちな性格。
人目があることがとにかく嫌なようで、下校時はすぐには帰らず、
校門の人通りが少なくなるまでわざわざ待ってからようやくという、神経質な面もある。

スリィピィシィズ目次
本編:         10 11 12 13 14 あとがき
番外編その1:     おしまい
番外編その2:     おしまい 挿話1 挿話2
番外編その3:         10 11 12 13
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