日付 | 2012/06/09(土)-10(日) |
天候 | 09日 小雨夕刻から曇り 10日 午前晴のち曇り |
パーティー構成 | こいずみ・きょうすけ・おれ |
アプローチ | 08日 神野宅[22:40]==芦安[25:00] |
ルートと所要時間 | 09日 芦安[5:00]起床[5:40]発==[6:00]夜叉神峠登山口[6:40]--《0:55》--[7:35]夜叉神峠小屋[7:45]--《0:55》--[9:05]杖立峠[9:15]--《1:20》--[10:35]苺平[10:45]--《0:35》--[11:20]南御室小屋[12:00]--《1:30》--[13:30]薬師岳小屋(小屋泊) 10日 薬師岳小屋[4:30]起床[5:40]発--《0:10》--[5:50]薬師岳--《0:30》--[6:20]観音岳[6:40]--《0:30》--[7:10]地蔵岳とのコル手前(撤退)--《2:05》--[9:15]南御室小屋[9:30]--《0:30》--[10:00]苺平[10:10]--《0:50》--[11:00]杖立峠[11:10]--《0:45》--[11:55]夜叉神峠小屋[12:00]--《0:35》--[12:35]夜叉神峠登山口==帰路 |
ルート情報 | ・広河原までのバスは翌週から運行らしい。 ・苺平手前から砂払岳までの日があたらない樹林帯は残雪があるが、ガリガリに凍っているわけではない。(軽アイゼンはお守り程度) ・木の根が露出した段差や掘り下げられた急な登山道などが時々あるが、急登という部類はまったくない。 ・砂払岳手前のガマ岩あたりが森林限界。森林限界から先は別天地。 ・薬師岳小屋は八ヶ岳や穂高あたりのメジャーな小屋に比べれば質素だが、こざっぱりとして居心地がよかった。(そもそも豪華すぎる必要はまったく無いからね) ・雨の時期で且つバスの運行もないからでなのか、宿泊客は俺ら3人の他に単独行が2組の5名だけでした。 ・南御室小屋や鳳凰小屋にはそれなりに泊まっていたようです。 |
報告&感想 | 土曜日は小雨。日曜の天候回復が50%の期待値の中で、気持ちと行動に余裕が出来るように密かに詰め込んだ幕営装備のお陰で素晴らしい景色を堪能できました。夜叉神峠小屋手前から小雨がぱらついてきたから、地蔵岳まで伸ばさない判断も絶妙だったし、ね。 雪の季節はトレースもほとんどないとの事で、3月後半にラッセルと幕営を楽しみに入ってもよさげですね。 |
1日目 |
夜叉神峠登山口〜薬師岳小屋 [ 6時間30分 ] |
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夜叉神峠登山口駐車場。 前泊は芦安の駐車場。朝方は雨足が強くて暫し思案しましたが、小屋泊なのに幕営装備も詰めてあるので小雨になってきたタイミングで決行。 この時間の入山者は俺らだけのようです。 |
この次の週からバスが運行されるようです。 |
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夜叉神峠小屋 |
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小雨の中、樹林帯のトレイルを踏んでゆきますが、雨で気温が低かった事が逆に快適でした。 |
杖立峠 地図に記されている杖立峠はこの先ですが、どこが峠か分かりませんでした。 |
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おや、お疲れ気味ですか?(笑 |
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樹林帯の緩傾斜に飽きてきた頃、急に木々が疎らになった場所にでます。 |
ガイド本によると山火事跡とか書いているけど、よく判らんですね。 |
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下山時ここで休んでいたら、俺の存在が無いかのようにオコジョが目の前をトコトコと通り過ぎて行きました。雨に濡れて疲れていたようです(笑 |
再び樹林帯に入ると残雪が見受けられるようになってきました。 |
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苺平 |
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苺平からは緩い下降路ですが、北面のため残雪がルートを覆っていました。アイゼンが必要なカンジじゃないですね。 |
南御室小屋手前にある掲示板。 不思議な言い回しで愉しいのですが、いまいち意味不明なのは俺だけじゃないと思います。 |
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南御室小屋 ここで薬師岳小屋の宿泊の旨を告げるそうです。 |
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テン場 水量豊富な水場は反対側にありました。 |
雨足が強くなってきたので小屋をお借りして休憩。 |
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小屋から再び樹林帯 |
ガマ岩(って名前だったような) この先10分弱で森林限界 |
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森林限界からスグで砂払岳 |
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巨岩を縫って砂払岳をトラバースして傾斜が下降に移ると、 |
なだらかな鞍部に薬師岳小屋が見えてきます。 |
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薬師岳小屋 |
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夜中を過ぎた頃のような酔い方のこいずみちゃんでした。 疲れていたって事かな。 |
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2日目 |
薬師岳小屋〜観音岳〜夜叉神峠登山口 [ 6時間55分 ] |
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朝は自炊で雑炊(リゾット?) 4時に起きるとか騒いでいたけど、結局4時半まで起きなかったじゃん。 |
お世話になりました。 |
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小屋から薬師岳まで10分弱 ここは雪が残ってます。 |
砂払岳 |
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薬師岳 |
山頂 |
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白峰三山 |
北岳 大樺沢はまだ雪が多そうですね。 |
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東側甲府方面は雲海の下でした。 |
観音岳への稜線 |
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観音岳 |
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遠景は北岳 |
地蔵岳への稜線。白く見えるのは雪ではありません。 雲に巻かれているのは甲斐駒です。 |
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観音岳からの下降は多少急でザレていますが、問題はないはずです。 |
ガスが上がってきました。 下山の長丁場も考慮して今回はここで撤退。 |
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観音岳に再び登り返して、下山にはいります。 早々にガスに包まれてしまいました。 あとは頑張るだけだね。 |
苺平からダラダラと長い下降路でしたが、ようやく夜叉神峠小屋。 高度も下がり気温も上がってきたので、ちょっと疲れてきたな。でもあと少し。 |
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お疲れさま お次は白馬だっけ?(笑 |
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登山口に無事到着! |