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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 86 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 夫再婚、妻初婚 | 結婚歴約2.5年 | ||||||
初診時年齢37才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症あり | 住所地-中部地方 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○前妻との時、一般婦人科で無精子症が確認される。その後、再婚され公立 大学病院の泌尿器科にてMD-TESEを実施する。結果はジョンソンスコアー4 との結果でした。MD-TESEの二ヶ月後よりハリセンターに通院されました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー 4 |
一般染色体検査 異常なし Y染色体一部欠失 異常なし |
PRL・14.0・・13.2 LH・・4.4・・3.6 FSH・11.7・・12.2 TST・215・・323 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・前妻との間で無精子症が確認されておりました。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○染色体異常はなく、大学でのMD-TESEで「精母細胞」が確認されておりました。 ○男性ホルモン(テストステロン)値が異常に低下しておりました。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
32.6℃ | 右11ml 左11ml |
極めて軟化 | 極大 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方型 | 平行型 | 確認できず | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 良好タイプ | 標準タイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
知覚鈍麻 | 知覚鈍麻 | 反応なし | 反応弱 | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
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性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | あり | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | あ り | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
検査済み | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査済み |
検査済み | ・ ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 染色体部分障害 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
○精母細胞は確実に存在することがMD-TESEで確認されておりますが、この 精母細胞は精子細胞とは染色体数が違うため何ら取り扱いができませんので 何とか精子細胞や精子まで改善する事が主たる治療になりました。 ○睾丸サイズが右11ml 左11mlとやや小さめでしたが問題はないと考えま した。 ○男性ホルモン(テストステロン)値が異常に低下しておりました。この数値を 生殖医療で確実に結果が得られる範囲に改善されるまで再度のMD-TESEは行 わす精子確認作業に傾注して治療を実施するよう考えました。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○下記のごとく、三回の採血から低テストステロンシンドロームの環境に変化 があるも、精液検査では精子の確認はできませんでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・15.8・・・18.1・・14.1 LH・・・11.5・・・8.5・・10.3 FSH・・20.7・・・19.4・・21.0 TST・・278.4・・311.2・・379.9・ その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
ハリ治療後3回実施するも精子の 確認はありませんでした |
紹介先の体外受精施設で二回目のMD- TESEを実施する。・・・精子細胞が 確認され凍結されました。 |
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ご通院期間 約1年 治療後記 低テストステロンと精子の関係、LHとFSHの関係など一人一人異なる環境の 改善に苦慮する毎日です。 |
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