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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 85 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
非閉塞性無精子 | 精巣生検 済 | 夫初婚、妻再婚 | 結婚歴約1.5年 | ||||||
初診時年齢43才 | 通院病2軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-関東I | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○近隣の泌尿器科にて無精子症と診断され,都内の大学に紹介・転医する。AZF エリアの染色体欠損が確認される。MD-TESEを実施するもジョンソンスコアー 2~3との結果でした。2年ほど何もせず諦めていたようですが、当センターで の不妊治療を再開されました。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
ジョンソンスコアー 2~3 |
一般染色体検査 異常なし Y染色体一部欠失 AZF一部欠損 |
PRL・12..1・・7.7 LH・・9.4・・6.3 FSH・32.1・・27.5 TST・405・・390 他( ) |
・精液量・・ ・白血球・・ |
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既往疾患、特殊事情など | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・患者さまご本人は、やや細身で疾病履歴も少なくいたって健康でした。 | |||||||||
日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○ホルモン検査は、大学病院での結果とほぼ同じでした。睾丸が小さく、軟弱な環境 から、「何かあるな」とわかるほどでした。 |
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問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
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神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
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メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
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触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
32.07℃ | 右8ml 左10ml |
極めて軟化 | 極小 | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下明型 | 不明型 | 中間型 | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
普通タイプ | 良好タイプ | 標準タイプ | 薄いタイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応弱 | 反応弱 | 反応なし | 反応弱 | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 発育不全 | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
あ り | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | あ り | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | あ り | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - |
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運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
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科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
検査済み | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 検査せず |
検査済み | ・尿酸値 8.4 ・T-CHO 237 ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 染色体部分障害 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・睾丸サイズが右10ml 左8mlとほとんど子供のまま発育されておりません。 ・性の性徴が第二次性徴時に低下していたかも? ・軽度のEDと夢精がありました。 ・男性ホルモン生産に関しては健常者と同等な分泌量を維持しておりました |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○Y染色体AZFエリアの一部欠損が主たる原因と考え処置を行いました |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・5.8 LH・・9.0 FSH・・38.4 TST・・483 他( ) |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | 精巣生検結果 | ||||||||
はり通院半年後 第一回精液検査・・・1匹確認 第二回精液検査・・・3匹確認 |
実施せず | ||||||||
ご通院期間 約7ヶ月 治療後記 数匹確認された精子から受精卵をつくり胚移植を開始するとの連絡がありました。 可能な限り精子をストックしておいてくださるようご進言申し上げました。 |
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