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しあわせをひとつ・・・・。 |
無精子症臨床症例
無精子治療症例 80 | |||||||||
基礎環境 | |||||||||
閉塞性無精子 | 精巣生検 未 | 初婚 | 結婚歴約11年 | ||||||
初診時年齢38才 | 通院病3軒 | 小児期夜尿症無 | 住所地-北海道 | ||||||
初診以前の病的環境や治療経緯 | |||||||||
○結婚一年目で無精子症と診断され、閉塞性無精子症のためPESA-ICSI(顕微受精)を行っておりました。精子は確認できておりますが尾部が欠損していてる奇形精子が多く何度も顕微受精を行っても未受精が多くそれ以上進まない状態が続いておりました。体外受精は二軒ほどで実施しておりました。五年前からあきらめて何も行っていないようでした。 |
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科学的検査、ホルモン検査、精液検査等 | |||||||||
精巣生検結果 | 染色体検査 | 過去の採血 | 精液検査 | ||||||
実施せず (PESAを実施) |
一般染色体検査 46XY(正常) とのこと Y染色体一部欠失 実施せず |
資料なし | 資料なし | ||||||
既往疾患、特殊事情など | |||||||||
ペースメーカー使用中 | |||||||||
はり治療前の不妊環境のまとめ | |||||||||
・顕微受精を8回実施しております。採卵は毎回2~5個採れますが、未受精が5回、全核で停止が2回、2分割停止が1回となっております。 ・ |
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日本ハリセンター初診および受診後の検査結果 | |||||||||
○閉塞性無精子症で精子は確認できておりますが、精子の質の改善が主たる目的になります。 | |||||||||
問 診 | |||||||||
呼吸器疾病 | 循環器疾病 | 内科的疾病 | 甲状腺機能 | ||||||
- | 心臓疾患 | - | - | ||||||
神経内科系 | 脳外科系疾患 | 大腸の疾患 | ストレス障害 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
メンタル障害 | 糖尿病 | 感染症の有無 | 禁止薬物 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
触 診 | |||||||||
睾丸・陰嚢温度 | 睾丸のサイズ | 睾丸の硬度 | 陰嚢容積 | ||||||
34.4℃ | 右23ml 左22.5ml |
良好 | 大きめ | ||||||
陰嚢内睾丸位置 | 睾丸の左右状態 | 陰嚢下垂状態 | 陰嚢色素形態 | ||||||
下方定位型 | 平行型 | 下垂良好 | 標準タイプ | ||||||
陰嚢表皮形状 | 陰嚢引っ張り度 | 陰部陰毛形状 | 陰嚢陰茎の色 | ||||||
良質タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | 標準タイプ | ||||||
陰嚢温感検査 | 陰嚢冷感検査 | 陰嚢収縮検査 | パルス感応検査 | ||||||
反応あり | 反応あり | 反応あり | 反応あり | ||||||
疾病の有無 | 陰嚢発育度 | 特殊事情 | その他 | ||||||
- | 良好タイプ | - | - | ||||||
性機能の環境について | |||||||||
逆行性射精 | ED 有 無 | セックスレス有無 | 早漏遅漏 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
性機能低下症 | 異常性愛 | 泌尿器疾病 | 小児期夜尿症 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
いつも勃起状態 | 第二次性徴異常 | 鼠径ヘルニア | 内分泌障害 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
包茎・仮性包茎 | 頻尿 | 生殖器奇形 | 思春期異常 | ||||||
な し | な し | な し | な し | ||||||
前立腺障害 | 腎機能障害 | 性犯罪歴 | その他 | ||||||
な し | な し | な し | - | ||||||
小児期発育障害の有無 | |||||||||
言葉の発達 | 情緒の発達 | 知識の発達 | 体の成長 | ||||||
- | - | - | - | ||||||
運動器系の発達 | 協調性の発達 | 感覚器の発達 | 鼠径ヘルニア | ||||||
- | - | - | - | ||||||
科学的検査とその経緯について | |||||||||
一般血液検査 | 染色体検査 | 性感染症有無 | 血液特殊 | ||||||
問題なし | 一般染色体検査 検査済み Y染色体一部欠失 正常 |
異常なし | ・抗精子抗体(-) ・ ・ ・ ・ |
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体質や病的環境・遺伝的疾患など | |||||||||
体質障害 | メンタル障害 | 遺伝疾患 | 罹患疾患 | ||||||
- | - | - | 心臓疾患 | ||||||
総合的診断 | |||||||||
・この方の場合は、閉塞性無精子症と関係なく精子の劣化があると考えました。精子の質的環境の改善で結果が出るものと考えました。 ・心臓疾患との因果関係は考慮せず。 |
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診断とはり処置と科学的経過について | |||||||||
○女性のPCOS(多のう胞性卵巣)と類似した治療形態で臨床を行いました。 ○科学的には確実に変化を読み取れたのですが、PESAの結果が楽しみでした。 |
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科学的動態 | |||||||||
PRL・・6.4・・・・5.9・・・・6.0 LH・・・7.2・・・・6.8・・・・5.2 FSH・・3.7・・・・4.9・・・・6.8 TST・・466・・・501・・・573 その他・ |
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治療の結果と進路について | |||||||||
精液検査結果 | PESA(針生検)結果 | ||||||||
実施せず |
運動奇形精子約20% 運動正常精子約30% 不動奇形精子約50% |
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ご通院期間 約5ヶ月 治療後記 患者さまは、顕微受精が再開され2回目の時凍結した受精卵を胚移植して妊娠されました。 |
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